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続・いつもあわててしまう人のための早朝「モヤモヤ」整理術

池田千恵
前回の記事いつもあわててしまう人のための早朝「モヤモヤ」整理術では、朝の時間を最大限に活用するためのノート術をお伝えしました。

また、先日小山龍介さんのUstream番組「BLOOM CAFE」に出演、「早朝×図解で考える時間を作る」という視点で対談する機会を頂き、実際に使っているノートを一部公開しました。

この、朝×図解という切り口。私にとっては普段当たり前にしていることだったのですが、驚きをもって反応頂いた方が多かったり、好意的な反響があったりしました。やっぱり自分のことは自分ではわからないものなのですね。

そこで今回は前回の続編として、前回お伝えした「モヤ様」退治の自己流マインドマップのほかに、私が朝の時間にどんな図を書いて考えているのかを実際のノートをお見せしながら紹介します。

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忙しくてアップアップしてしまいそうになったときによく描くのが、スケジュール線表です。縦軸に大きなタスク、横軸に日割りを入れ、集中して仕上げるタスクがある時は時間ブロックの印として、赤いペンで枠を書きます。作業が終わるごとに達成感を感じられるよう、終了したものについては赤ペンで塗りつぶします。(これは私がワタミにいた時代、渡邉美樹会長が手帳を真っ赤に塗りつぶしているのを知り、私も真似しようと思っていろいろなところで応用しています。「終わった!」という充実感を感じてテンションが上がるのでお勧め)

これはもちろん、エクセルやパワーポイントなどのツールで描いてもいいのですが、私の場合、朝ノートに手書きで書くことによって、頭が活性化される気がするのでこうしています。

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これは、パワーポイントでのプレゼン資料の原案を作るときのノート。先日自分の図解ブログで「もしコロンブスがパワポで「新大陸プロジェクト」の提案書を作ったら」という記事を書いたときに描いたラフ案です。ノートを8分割に分け、1コマ=1ページとして、そのページで伝えたいことを記入していきます。図解ラフ案が必要な時は、広いスペースに大きく描いていきます。

私は、いきなり資料を作ろうとしてPCの前でうんうん唸ることはまずしません。こうして頭の中に論理の流れや図解イメージをつくっておき、完成形がみえたところでPCを立ち上げ、一気に仕上げるところがこだわりです。

もちろん、時間がかかって朝の時間にこのような作業をし切れず、9時以降に持ち越してしまうこともありますが、朝の静かな時間で準備をすすめておくことで、 9時以降の作業スピードに断然違いがでてくることは実感しています。さらに、朝ここまでやってしまうと、すべきことが明確にしてサクサク仕事を進めることができる(ノルことができる)ので、午後の眠くなりやすい時間も乗り切るのがラクになります。

朝の時間は、緊急でないけれど重要なことを考えるための「種まき」の時間。今回紹介したノートを参考に、しっかりと考える時間を作ってみてくださいね。

 

▼編集後記:
池田千恵
本日7月31日、日本経済新聞全国版朝刊と朝日新聞名古屋版朝刊(東海3県及び静岡西遠地区)に、拙著『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の新聞広告&取材・講演記事が掲載される予定です。日本経済新聞の広告では、私がラフ案を作った図解も入ります。もしお手元にあれば、ぜひ見てくださいね!
 

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
池田 千恵
マガジンハウス ( 2009-07-23 )
ISBN: 9784838719938
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

 
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。