日の出はだんだんと遅くなり、徐々に肌寒くなってきましたね。
早起きが辛い時期にさしかかっていると思われがちですが、個人的には次のような理由から、今が一番早起きをスタートするのに良いタイミングではないかと思っています。
- 暖房機器に頼るほどの寒さでないため、就寝も起床も快適です
- 空気が乾いているこの時期特有の、ぴんと張りつめたような朝の空の清々しさが楽しめます
夏の早起きのほうが爽やかなイメージは強いですが、実は寝汗でベタベタな目覚めだったりしませんでしたか? それに、「あーこれからどんどん暑くなっていくのか」と思うと少しユウウツになったこともありますよね。かといって、真冬の早起きは寒すぎて、ベッドの暖かさが恋しくなってしまいます。なんでこんな寒い思いをして早起きしないといけないのー!と言いたくもなるでしょう。
でも今なら、寝苦しさや肌寒さなどの、早起きを阻害する外部環境が少ない。つまり、早起きスタートにはもってこいの時期なのです。また、秋本番のこの時期は空気が乾いていて視界がクリアです。例えば、朝の空に浮かぶお月様を眺める「早朝お月見」もなかなか風情があるものですし、朝焼けもクッキリハッキリ楽しめます。
この時期に早起きの習慣をつけることができたら、「本気エンジン」が徐々にあたたまり、2013年、最高のスタートダッシュを切ることができます。
11月から使える手帳
2012年10月4日、池田千恵プロデュースの『朝活手帳2013』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が発売になりました。
» 朝活手帳2013
おかげさまでシリーズ4作目となる『朝活手帳』ですが、シリーズ1作目発売当初から、11月から使える手帳になっています。どうして11月かにも実は理由があります。新年に向かって、今すぐに「本気エンジン」をあたためる助走期間に使ってほしいからです。
早起きやダイエット、運動など、習慣にかかわることを始めるとき、私たちは新年など「きりがいい」時期からにしよう、と思うことが多いですですよね。
でも、1月からいきなり早起き!って、辛くないですか…?
来年1月から早起き頑張ろう!と思っても、1月は一番寒くて、暗くて、起きづらい時期です。だからこそ今、11月・12月の2ヶ月間で早起きの練習をして欲しいと考えているわけです。
あくまでも私の場合ですが、「××時から本気出す」と思って時間までダラダラすると、たいていその時間になっても本気になれません。だから、「本気出す」と思ったら、その時に、今すぐ「本気出す」ようにしました。毎日必ずそんなふうにはできませんが、なるべくそうするように心がけるようにしたら、やらない理由を挙げたり、言い訳する暇もなくなってきました。
「すぐに本気出す」習慣付けのために『朝活手帳』をぜひ、活用いただけると嬉しいです。
『朝活手帳2013』リニューアルポイントは、大きく3つです。
1) 朝活手帳と連動したiPhone/iPadアプリを開発しました。
※アプリについては、詳しく使い方や機能をお知らせしたいので、次回のシゴタノ!更新時にたっぷりお知らせします。朝活手帳を買わなくても、早起きは無理!という方でも、目覚まし時計、体調管理ツールとしても使えるアプリです。
2) 紙質を改善しました
万年筆で記入すると少し裏写りしやすかったのですが、今回裏写りしにくく、少し厚めの紙に変更しました。
3) 悩みやモヤモヤを、月ごとにまとめて、捨てるものと戦略的に先送りするものに分けるためのスペースを作りました。
立てた予定をこなしきれずにモヤモヤする理由は、今後必要なもの/そうでない物を取捨選択するタイミングがつかめないからです。月末に、自分の「モヤモヤ」を来月に持ち越すべきか、それとも潔く捨ててしまうかを確認するシート「来月へのモヤ様 戦略的先送りリスト」を毎月の終わりに加えました。
その他プチリニューアルポイントとしては
- ポイントグラフ部分の「マス」の番号付けの仕方を工夫し、より棒グラフっぽくして達成感を得るようにしたり
- 目標起床時間、実行起床時間の「:」を、ほんのちょっとだけ左寄りにして書きやすくしたり
- 巻末のおすすめ朝活リストをアップデートしたり
などの変更を加えています。
大きなリニューアル、プチリニューアルとも、ユーザーの皆さんの意見を頂いたおかげで改良ことができました。ありがとうございます!
今後も改良を重ね、ユーザーの皆さんと一緒に育っていく手帳を目指しているので、今後も感想お待ちしています。
» 朝活手帳2013
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おかげさまで、『朝活手帳』についてさまざまな取材いただいています。
- 女子ダイム「Suits」『自分を変える理想の手帳大研究」にて、朝活手帳の使い方について詳しく説明しています。
- 日経ウーマン2012年11月号 特集「人生が変わる!新★手帳術」「話題の目的別手帳をチェック!」にて紹介されています。
- 日経ビジネスアソシエ2012年11月号「超決定版!手帳術」内「あの人の思考が分かる著名人手帳」コーナーにて『朝活手帳2013』紹介されています。
- 2012年10月17日 日経産業新聞「流行ウォッチング」にて、テーマ特化型手帳の事例として『朝活手帳2013』紹介されました。
この後も、テレビ、小冊子など様々な媒体で紹介される予定です。また決まりましたらお知らせします!
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。