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書いた文章を後からたぐり寄せる仕組み

By: Luis Villa del CampoCC BY 2.0


大橋悦夫シゴタノ!では、エントリーの末尾に過去の関連エントリーを「<関連>」と題して紹介することがあります。関連エントリーは、その日のエントリーを書きながら「そういえば、以前も同じようなことを書いたっけ」と明確に思い出せることもあれば、キーワード検索をして、「こんなこと書いたっけ?」と自分で驚きながら“発見”することもあります。

同じ言葉を使っていなくても、言わんとしていることは同じ、ということもあるため、単純にキーワードで探すだけでは見つからないこともあるでしょう。つまり、言葉そのものではなく、メタな言葉、すなわち概念で検索したい場合があるわけです。

そんなこともあり、少し前から試行錯誤を繰り返していたのですが、今回ようやく完成が見えてきたので、いったん公開することにします。

いわゆるタグです。タグは一般的に「単語」であることが多いようですが、個人的には「文」の方がそのタグを見たときにイメージを想起しやすいと感じているため、可能な限り「文」の形にしています。



現時点で、シゴタノ!には今回のエントリーを含めて406個のエントリーがあるのですが、こうしてタグでそれぞれの特徴を抽出してみると、ブログの“目鼻立ち”が浮き彫りになります。

大きなフォントで目立つタグについては、自分でも意識していたものもあれば、意外に感じられるものもあり、自分が考えていることの方向性が見えてくるようです。

ただし、まだすべてのエントリーについてタグを付け終えていないのと(現段階で200エントリーほどが完了)、今後も折に触れてタグの剪定も行っていくため、あくまでも現時点の目鼻立ち、ということで。。

なお、過去のエントリーをランダムに表示する機能もつけてみました(ページ最上部にある「ランダム」からどうぞ)。

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後から役に立つカテゴリを立てるコツ

カテゴリを決めるときに、そのカテゴリ名を見てどんな記事が入っているかがわかった方が後から読み返すことを考えるとよりメリットがありそうだと思い、単語ではなく文にしてみました。

こうすることで、カテゴリ群が本の章立てのようにブログ全体を俯瞰できるようなものになりました。さらに、カテゴリを文にすることで、カテゴリが立体的になり、メッセージ性が強まり、自分でも後から読み返すときに、スカッ!とピントが合うようになりました。

同じカテゴリでも、コンテクストによっては全く異なるニュアンスになることはざらにあります(例えば「blog」や「読書」)。文字通りカテゴリを「立てる」ことでエントリの“芝目”をカテゴリから読むことができるようになります。

ただし、エントリが増えてきたら剪定(せんてい)が必要になりますし、定期的に見直しをかける必要もあります。この辺りは「ブログのネタ帳を活用するコツ」と似ています。