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「めんどくさい」問題は放置せず、まずは記録に残しておくと解決が早まるという話



大橋悦夫PCで仕事をしていると、トラックボールやマウスでポインタを動かす → クリックする、という操作は当然のように頻繁に行います。

これに加えて、キーボードのエンターキーを押す操作も同様に頻繁に行います。

右手がトラックボール上にあるとき、キーボードの右側にあるエンターキーを押すためにはいったん右手をトラックボールからキーボードに移す必要があるのですがこれが意外と面倒。



対策として、テンキーをトラックボールの左側に隣接させています。

こうすることで、トラックボールのボールからテンキー上のエンターキーに親指を少しずらすだけで済むからです。



Deleteキーを左手で押せると便利

エンターキーに加えて、Deleteキーもキーボードの右側にあるため、右手がトラックボール上にあるときは、やはりいったんキーボードに移す必要が生じます。

対策として、キーボード左端にある「半角/全角」キーをDeleteキーに置き換えています。

こうすることで、

  • 右手でトラックボールを使って範囲選択
  • 右手はトラックボール上に置いたままで、左手で「半角/全角」キーを押して選択範囲を削除

といった操作が行えます。

「半角/全角」キーのDeleteキーへの置き換えには、以下の記事でご紹介しているAutoHotkeyを使っています。

AutoHotkeyでWindowsのキー割り当てを自分好みに入れ替える

AutoHotkeyは常駐アプリケーションで、各キーに割り当てられている機能を別の機能に入れ替えることができます。

たとえば、CapsLockキーをCtrlキーに入れ替えたり、Alt+F4をAlt+Qに入れ替えたり、といったことができます。

AutoHotkeyの使い方については、以下のページ(日本語)にお世話になりました。ダウンロードも同じページから行えます。

https://sites.google.com/site/autohotkeyjp/reference/Introduction

ちなみに、キーボード上のシールの意味は以下です。



「面倒感度」を研ぎ澄ます

ようやく本題です。

14年前に書いた以下の記事で「面倒感度」という言葉を使いました。

毎日同じことを繰り返す時に意識すること

面倒なことは長続きしないものなので、「面倒くさいなー」と感じたら、すぐに「どうしたら面倒を解消できるか?」という質問を自分に問いかけて、対策を考えます。

つまり、面倒なことを面倒なまま「仕方がない」と放置するのではなく、何とかできないかをあがいてみるわけです。

あがいてみた結果、うまいアイデアが浮かべば「あがいてよかった☆」という成功体験が刻まれます。成功体験があれば、次回はより少ない負荷で行動ができるようになるでしょう。

この一連のプロセスで大切なことは、面倒と感じる度合い、すなわち「面倒感度」を研ぎ澄ませておくことと言えます。

ということで、日々の仕事や生活において「めんどくさいな…」と面倒に感じるシーンに出会ったら、「まぁ、こういうものだから仕方ないか」とスルーすることなく、「どうにかならないかな!」と食い下がってみる。

その場でどうにかならなくても、あるいはどうにかなりそうなアイデアが浮かばなくても、「めんどくさいな…」という感情だけでも記録に残しておくことをおすすめします。

写真で残しておく

僕の場合は、よく写真を撮ります。スマホやPCであればスクリーンショット。

毎日のレビューの中で、前日に撮った写真にもれなく目を通すようにしているので、ここで必ずこの「面倒写真」に再会します。

毎日のレビューは昨日の自分と今日の自分の「並列化」


その瞬間「あ、あの面倒なやつだ!」ということで、そのときの感情が蘇ります。

写真を撮ったときは対策が浮かばなかったことでも、時間が経ってよいアイデアが浮かんでいることもありますし、レビュー中はPCの前にいますから、その場で調べたり、役に立ちそうな商品やサービスを探したりできます。

たとえば、以下はこれまでに撮ってきた「面倒写真」たちです。

▼エンターキーが遠い(今回の記事冒頭で取り上げた事例です)

▼あるウェブサイトの読み込みがいつまでたっても終わらない(ポインタの右隣のタブ2つ)

▼ウィジェットに「MY時刻表」の内容が表示されない(「読み込めません」)

▼モバイルルータに接続できない

▼Bluetoothに接続できない

▼AirPodsに接続できない

▼Fire HD 8のWi-Fiが不調(入浴中にジップロックに入れて映画を見ていた


大事なことは、問題(=面倒に感じたこと)をもれなく検討の場(=レビュー)に持ち込むこと。

それさえできれば、その問題は解決のためのベルトコンベアに乗ることになり、解決に向かって動き出すことになります。

この仕組みがうまく回り始めると、記録に残しておきさえすればいずれは問題が解決する、という自分に対する信頼感が醸成され、記録に対する優先度が上がります。

面倒感度が研ぎ澄まされていくことになるのです。

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いずれも「めんどくさい」を解決した事例です。

タイトルで気になる記事があったら面倒がらずに読んでみてください!