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続けていて、本当に、よかったこと



大橋悦夫例によって今日は「発想七日!」の黄金の金曜日。お題は「続けていてよかったこと」です。

もうお題を見た瞬間に考える間もなく「これしかない!」というものがあったので単刀直撃!

今から7年前。1998年夏に仕事で必要に迫られてExcelで作ったタスク管理ツール。これを使い始めて早7年。独立した今もこれなしには仕事が回りません。

どういうのかと申しますと・・・、説明するより見ていただくことにしましょう。

こんな感じで、Projectごとに作業をリストして、着手順に並び替えて、それぞれの作業ごとに時間を見積もって、あとは開始時間を入れておもむろに作業に入る、終わったら終了時間を入れて、次の作業へ、という感じです。

詳しくはFLASHを作りましたのでご参考まで(いきなりPDF FlashPaperで作りました)。実際に使っているファイルからキャプチャしました。実績時間は実際の(今日の)ものになっていますが、作業内容は消してあります。

これを使うことのメリットは、

  • わぁー!もう1時間たってる! 何やってたんだオレ!?
  • うーん、思ったより時間かかるなぁ。次回はもっとシビアに見積もろう。
  • 明日はこれとこれしかできないな。よし、先にクライアントにメールしておこう。
  • えーと、次は何をやるんだっけ?

といった仕事をしていて毎日のようにぶつかるあれこれに対処できることです。

自分で使いやすいように作業の並び替えやProjectごとに色分けなどはマクロ(VBA)で自動化されています。例えば、

  • 1.月ごとにProject別の作業時間実績を出す
  • 2.自分の時間単価を掛けてProject別の収支を出す
  • 3.同一作業の実績時間を見て、カイゼンの余地を探る

などの分析が可能です。実際にはそれぞれマクロで自動的に算出されるようになっていて、一部のクライアントへの報告資料のベースにもなっています。

先日、第6回アカデメディア 「2005年末に『あぁ、今年も何もやってない!』を防ぐ会議」というイベントに参加してきたのですが、そこで紹介されていた「HAM」というメソッドがまさに僕がやっているタスク管理に近い(というか同じ?)と思いました。

HAMとは、Human Action management の略で、えーとWebを探しましたがズバリなページがありませんでした。同じく参加された古川健介さんのブログ(リンク切れ)に言及がありましたのでTBさせていただくとともに以下紹介させていただきます。

HAMというもの

ネタフルの小暮さんがやっている方法。

10分刻みで業務を記入
顧客コード、業務コードで管理
(エクセルのファイルで共有)

小暮さんに与えた影響とは?
→ 10分単位で動くようになってしまったとか。

古川さんはほかにも当日の内容を詳細に書いてくださっているのでとても助かりました。ありがとうございます。

というわけで、この自作タスク管理ツールを使っていなかったら、

  • 複数の仕事を同時並行して走らせつつ、
  • 定期的な作業や習慣にしたい作業をモレなくこなし、
  • それでいて、ちゃんと飲みに行ったり映画を観たり友達と遊んだり、

というカラフルな時間の使い方は難しかったに違いない、と思っています。