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Instapaperに「日付区切り」に加えて、12:00と18:00の「時間帯区切り」を追加



大橋悦夫メルマガや少し長めの記事は例外なくInstapaperで読むようにしています。

最初は、Gmailにメルマガ専用のラベルを作り、時間ができた時にこのラベルのついたメール(=メルマガ)を読むようにしていたのですが、そもそもGmailを開いた時点で、仕事のメールを処理するモードになっており、優先度も高いため、次第にメルマガから遠ざかってしまいました。

特に長文メルマガは途中で読むのを中断してしまうと、どこまで読んだか分からなくなってしまうため、まとまった時間ができたときに読もう、と思いつつ溜まる一方に…。

(中略)

長文のメルマガであっても、Instapaperはどこまで読んだかを保持してくれるので、時間ができた時に続きから読み進めることができます。

すきま時間に読み進めるのに向いているわけです。

とはいえ、「これはあとで読もう」「これもあとで」と調子に乗ってInstapaperに送りこんでいくと、大量の未読記事を前に「Instapaperの処理はあとにしよう」という意味のないことになってしまいます。

では、どうすればいいか?

「区切り」を入れておく

詳しくは以下の記事で書きましたが、

簡単にまとめると以下の通りです。

  • 区切りを入れることで、リストを目にしたときの圧迫感を引き下げられる
  • 区切りの中身が小さければ読む意欲が湧きやすくなり、リストの消化が進むようになる

2つ目の「区切りの中身が小さければ読む意欲が湧きやすくなる」という部分が特に重要です。

以下は、冒頭のスクリーンショットの再掲ですが、「8月15日(火)と8月16日(水)の記事を1つずつ読めば、8月15日(火)と8月16日(水)のセクションも一緒に“処理”できる」という状況です。



そこで、とりあえずその2本の記事を読んでアーカイブしました(区切りが詰まって空になります)。



すると、8月15日(火)と8月16日(水)の区切りは「用無し」になったので、これもアーカイブします。



ちょうど、テトリスのように、一気に消化が進みます。2本の記事を読むだけで4本の記事をアーカイブできるというトクした気分が味わえます。

「あの2本の記事を読めば、トクした気分が味わえる」というメリットが予感されるため、「出し惜しみ」を乗り越えやすくなるわけです。


さらに「区切り」を小さくするために

区切りを小さくすれば消化が進むということであれば、単純に区切りを増やせばいい、ということで、IFTTTを使って、12:00と18:00の2つの区切りを自動的に追加するようにしてみました。



上記は「12:00になったら自分宛に区切り(☆12:00—-)という件名のメールを送る」というものですが、18:00についても同様に作っておきます。

例えば、12:00(PM)になると以下のようなメールが届きます。



さらに、Gmail側で、以下のようなフィルタを作って、このメールをInstapaperに自動転送するようにします。

条件は「Date & Time via IFTTT」から届いたメール。

赤枠部分にInstapaperの投稿アドレスを設定します(あらかじめ転送先として設定が必要です、詳しくはこちら)。



まだ試してみたばかりですが、期待通り区切りが小さくなることで「ちょっとでも消化しよう」という後押しが得られています。

さらに、時間の区切りを入れることで「このメルマガは昼前に届いたのだな」とか「このメルマガは夜に届くことが多いのか」といった発見がありました。

むろん、メールとして受け取っていれば届く時間帯は自明なわけですが、Instapaperには日時の概念がないため、区切りが目安になるわけです。

以下のように「12:00」の区切りがInstapaperに届いています。一番下の「★2018年8月11日(土)」の区切りは「0:00」に届いていますから、その間にある2通は0:00~12:00の間に届いたものであることが分かります。



さらに「18:00」の区切りのメールが届き、いつも興味深く読んでいるメルマガが「夜に届いていたのか!」という改めての発見がありました。メルマガは朝に届くものが多いので夜もアリなのかと、考えてみれば当たり前のことに気づかされます。人は思い込みというカコミに囚われているものです。



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▼メルマガをInstapaperで読む体制を作る手順は以下の記事で。

▼Instapaperだけではないですが、「読む」ための気力が乏しいときの対策です。

▼本文でもご紹介した「区切り」についての記事です。

▼日付区切りを入れる方法については、以下の記事で(例はPocketですがInstapaperでも同じことができます)。