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知的生産の技術で盛り上がる雑誌の第二号が発売



倉下忠憲お知らせです。電子雑誌「かーそる」の第二号が発売となりました。

» かーそる 2017年7月号[Kindle版]


Amazonでも好評発売中ですが、Amazon以外の電子書籍ストアでも販売中です。

今回は「書く道具と書く動機」という特集テーマを中心に据え、書くための道具や動機にまつわる話を広々と展開しています。実用な話題もあれば、思想的な話題もあり、と楽しめる要素は盛りだくさんです。

冒頭を飾るのは、Hibiki Kurosawaさんによる「ポメラを九年使って、僕が考えたこと」。文章を書く際にポメラを使い続けて来た著者による、道具あるいは道具を使うことについての文章です。その他の目次は以下。

■特集:書く道具と書く動機 前半
・ポメラを九年使って、僕が考えたこと(Hibiki Kurosawa)
・たくらみの暖炉(いっき)
・心地よく書くために。書きだす前にできるちょっとした工夫。(ruu_embo)
・「書く」の向こうに待つもの(choiyaki)
・文章スケッチを楽しむ(Go Fujita)
・効率的に文章を書く方法(倉下忠憲)
・黒歴史は動機だったのか道具だったのか(Tak.)

■インタビュー:シェイクとスイングの向こう側へ

■特集:書く道具と書く動機 後半
・書く。整える、共感。(ruu_embo)
・微小パルスの水路(いっき)
・道具にひきだされる「こだわり」の味わい(choiyaki)
・道具としての雑多、動機としての雑多(Tak.)
・シンプルは武器になる(Go)
・テレビのようなメカニズム(Hibiki Kurosawa)

■執筆の現象学(倉下)

■ひびきあい
・境界のない議論1: はじめに(Go)
・「かーそる」読書日記⑦ Go Fujitaさんの章 子どもの知的生産の技能を,学校,家庭,地域社会で育てる(Lyustyle)
・忘れてしまうぼくたちが忘れないために(Go)
・境界のない議論2: さぁしごとしよう(Go)

■コラム
・アルテさんのブックガイド 『思考のエンジン』(倉下)
・「万年筆インク紙」片岡義男 (ruu_embo)
・『アウトライナー実践入門』をめぐる風景(Go)

■巻末のあれこれ
・≪刺激剤としての読書案内≫
・≪執筆者一覧≫
・≪Editor’s sound≫

次号の予告

知的生産の技術やライフハックに興味をお持ちなら、きっと楽しめる雑誌ですので、よろしければぜひご覧ください。以下のページから、冒頭10ページの立ち読みも可能です。

» BCCKS / ブックス – 『かーそる 2017年7月号』

また、今後も本雑誌は続けていくつもりですので、「こういう特集テーマが読みたい」といったご意見も広く募集中しております。いろいろな意味で、読者さんを置いてけぼりにするのではなく、一緒に「つくっていく」雑誌になればいいですね。

▼編集後記:
倉下忠憲



不思議と、自分一人で作った本よりも、こうしてメンバーで作った雑誌の方が気楽に宣伝できます。たぶんそこには、応援の気持ちが入っているからなのでしょう。ともかく、普通の雑誌ではライターにならない方たちを拾い上げていますので、「他のどこにもない雑誌」に仕上がっている自信だけはあります。


▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。


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