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どうしても早起きできない人のための「休日朝イチアポ」のすすめ

池田千恵「早起き生活には憧れるんだけど、ちょっと敷居が高い…」

 
「別に4時起きしなくてもいいから、いつもより少し早起きがしたい。でも、少しの早起きでも自分にとっては辛い」

そんな方でも簡単にできる、「ちょこっと早起き」の方法があります。

 
それは、「休日の朝イチにアポを入れてしまう」ということ。普段、休日なら寝ている時間の朝9時、10時にオープンする場所を予約するのです。例えば私の場合、美容院、歯医者さんなどを休日に予約するときはいつも朝イチにしています。

平日頑張って仕事しているわけだから、休日くらいゆっくりしたい。そう思われる方も多いでしょう。確かに、たまにはゆっくり、休日を使って寝だめするのもアリだと思います。(私もたまの休日は「ごほうび睡眠」といって、たっぷり睡眠をとることもあります)

でも実は休日こそ、早起きの良さを実感するのにふさわしいタイミングなのです。

休日朝イチアポのメリットは4つあります。

  1. 予定が決まっているので、早起きせざるを得ない
  2. 一番乗りのきれいな空間でサービスを受けられるのでテンションがあがる
  3. 前の人の予約のせいで自分の貴重な時間を奪わることがない
  4. 休日を寝坊でつぶすことなく、有意義に過ごせる

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平日は「出社しなければいけない」という外部の強制力があるので、出社1時間~15分前くらいには必ず起きなければなりません。一方休日は、特別な予定がない限り、早起きする理由がありませんよね。こういうときの自分ほど信頼できないものはありません。「がんばって早起きしよう!」と、いくら寝る前に誓っていても、早起きに失敗してしまうのは明らか。だからこそ、わざとアポをいれて、意志の力を使わずに早起きできるように自分を持っていくのです。

そうやって一番乗りでお店・施設に向かうと、実はとっても快適なことに気づくはずです。朝、最初にアポを入れるということは、そのお店・施設の一番きれいな場所に足を踏み入れるということです。美容室なら、髪の毛一本落ちていません。歯医者さんなら、口をゆすぐところもピカピカ。他人の体温が椅子に残っていることもありません。

お店の人にとっても、あなたはそのお店の最初のお客様。美容師さんだって人間です。ずっと髪を切り続けていたら、お昼~夕方にかけて疲れてしまう場合もあるでしょう。でも朝イチなら、1日の最初のお客様であるあなたを大事に扱ってくれる可能性が高まります。

また、朝イチアポだと、当然自分の前にお客さんはいません。美容院や歯医者さんは、前のお客さんによって自分の時間が前後してしまいがちです。でも朝イチアポなら、そんな心配は無用。順番を待つイライラから解放されます。

こうやって早くサービスを受けると、終わった後にはたっぷり時間が残されています。下手すると普段はまだ寝ている時間にはもう、スッキリとお店・施設を出ることができるのです。お昼過ぎまで寝てしまって、起きたらぼーっとして、気づいたら夕方。「今日いったい自分って何してたんだっけ…」という状態から解放されます。

朝イチアポの気持ちよさを知ってしまったら、やみつきになります。一日だけでもだまされたと思って挑戦してみると、「早起きっていいもんだなー」としみじみ実感できます。このちょっとした「楽しさ」「気持ちよさ」の積み重ねが、早起き体質に近づくコツです。

自分の力じゃなく、外の力で自分のテンションを上げていくことがポイント。ぜひお試し下さい!

 

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
池田 千恵
マガジンハウス ( 2009-07-23 )
ISBN: 9784838719938
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

 

▼編集後記:
池田千恵
この記事が更新されるころ、私はハワイにいます。12月13日に開催されるホノルルマラソンに参加するためです。ハーフマラソンは走ったことはありますが、フルマラソンはデビュー戦です。42.195キロという途方もない数字に挑戦してきます。緊張するけど、きれいな海とおおらかな雰囲気のなか、楽しんで走ってきます!

自分の意志の力だけで起きようと思わないのが、楽しく続くためのポイント。

 
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。