Petit(ペチット)を店舗で見つけた時の第一印象は、「なにこれ、ちっさ!」でした。普通のペンの3分の2程度の長さで、おもちゃみたいなのです。ですが、3種類もペン先があって、カラフルなインクとの組み合わせを選択できるという優れものでした。
ペン先は、「万年筆」「筆」「サインペン」の3種類あります。しかも、150円〜200円という安さ。普通のカラーペンならば、そのくらいの価格のものが普通ですが、万年筆と考えてみると激安です。
私が見た店舗では、万年筆タイプはアップルグリーンしかなく、選択の余地がありませんでしたが、公式サイトのラインナップを見ると、「ブラック」「レッド」「ブルー」「ブルーブラック」「ベビーピンク」「アプリコットオレンジ」「アップルグリーン」「クリアブルー」の8色から選べるようです。
» Petit1/ペチットワン 万年筆タイプ【アップルグリーン】 SPN-20F-AG
» Petit3/ペチットスリー 筆ペン【ブルー】 SPN-15KK-L
» Petit2/ペチットツー サインペン【レッド】 SPN-15M-R
今回は、万年筆タイプのアップルグリーン、筆ペンタイプのブルー、サインペンタイプのレッドを選択しました。
インクが出るようになるまでは、少し時間がかかるので、カートリッジをさしたら、しばらく放っておきます。
一番心配だったのは、万年筆タイプのアップルグリーンで、カートリッジの色を見る限りは、とても薄い色のように見えて、こんなんできちんと色が出るのかなと思いました。ところが、見たままの色で、綺麗に書けるではありませんか。このアップルグリーンは、万年筆のインクとしてはあまり見たことがないので、とても気に入りました。
ブルーは、思ったよりも濃く深いブルーです。インクもたっぷり出る感じなので、薄い紙では裏抜けする可能性があります。また、サインペンのレッドもとてもしっかり色を出してきます。ペン先が太いですし、インクがきっちり出るので、添削や校正などに使うには向いていないかもしれません。
サインペン系は他にもたくさんあるので、ペチットを推す理由はあまりないように思いますが、万年筆タイプと筆ペンタイプはかなり面白いので、種類をたくさん置いているお店で、好きな色との組み合わせを買うと、きっと楽しいです。
» Petit1/ペチットワン 万年筆タイプ【アップルグリーン】 SPN-20F-AG
» Petit3/ペチットスリー 筆ペン【ブルー】 SPN-15KK-L
» Petit2/ペチットツー サインペン【レッド】 SPN-15M-R
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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