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お金と時間を大事に使うために最初にすべきこと

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大橋悦夫お金を大事に使おうと思えば、まずすべきことは節約すること

…のように思われがちですが、その前にすべきことがあります。
それは、現状のお金の使い方を把握すること。

一日にいくら使っているのか。一週間では、一ヶ月ではどうか。
特に一ヶ月の間に、お金をどのタイミングで何にいくら使っているのかを把握するようにします。
一週間でも良いのですが、一ヶ月であればほぼ一通りのパターンが出そろうのでベターです。

全容を把握できて初めて「これは不要」「これは減らせる」という節約の判断が下せるようになるからです。

大事にするにはまず小事に目を向ける

目についたものを片っ端から節約する対象にするよりも、一度立ち止まってお金の使い方のパターンを洗い出しきり、そこから選ぶほうが節約効果が高くなります。

例えば、飲み会など数千円単位の単価の高い出費は目立つがゆえに真っ先に節約する対象にされがちですが、頻度が低ければ全体としてはインパクトは弱くなるでしょう。

一方、コンビニでの数百円単位のちょっとした買い物など、単価が低い出費こそ警戒するべきです。

日常的に行われているために頻度が高く、従ってトータルすると大きな出費に化けうるからです。

日常的に行われているために意識にのぼりにくい、ということもこれに拍車をかけます。

日常的に行われているために完全にやめるのが難しい、という場合でも、例えば半分に減らすことができるなら、十分に節約効果は得られます。

このように、数字で把握できて初めて「もっと減らそう」という、具体的なアクションにつながる感情を引き起こすことができます。

何よりも数字にすることで、感覚と現実の違いに気づけます。

時間についても同じことが言える

時間を大事に使おうと思えば、まずすべきことは、現状の時間の使い方を把握すること。

一日という時間をどのように使っているのか。一週間では、一ヶ月ではどうか。

特に一ヶ月の間に、時間をどのタイミングで何にどれだけ使っているのかを把握するようにします。

一週間でも良いのですが、一ヶ月であればほぼ一通りのパターンが出そろうのでベターです。

全容を把握できて初めて「これは不要」「これは減らせる」という節約の判断が下せるようになるからです。

異常時より通常時に注目する

目についたものを片っ端から節約する対象にするよりも、一度立ち止まって時間の使い方のパターンを洗い出しきり、そこから選ぶほうが節約効果が高くなります。

例えば、飲み会など1回あたりの時間が長い(時間単位の)イベントは目立つがゆえに真っ先に節約する対象にされがちですが、頻度が低ければ全体としてはインパクトは弱くなるでしょう。

一方、ちょっと時間ができるとすぐにスマホをチェックするなど、1回あたりの時間が短い(分単位の)活動こそ警戒するべきです。

日常的に行われているために頻度が高く、従ってトータルすると大きな時間的消費に化けうるからです。

日常的に行われているために完全にやめるのが難しい、という場合でも例えば、半分に減らすことができるなら、十分に節約効果は得られます。

このように、数字で把握できて初めて「もっと減らそう」という、具体的なアクションにつながる感情を引き起こすことができます。

何よりも数字にすることで、感覚と現実の違いに気づけます。

お金と違って「残高」が見えづらい時間においては、なおさらです。

例えば、以下のように使っている時間を分類ごとに色分けして時間軸上にマッピングすると、よりくっきりと把握できます。

timechart

まとめ

数値で把握できない(しない)と、「もう少しくらい大丈夫だろう」という油断を招き、その結果、貯金も時短もダイエットも失敗してしまいます。

数値で把握できていると、「もうこれ以上は絶対ムリ」という境界線がくっきりと示されるので、それがブレーキになります。

Fitbit ChargeHR のような計測ツールを使っていると、このことを強く実感します。以下のようなグラフを目にすることで「これを超えないようにしたい」という気持ちがわき起こるのです。

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それでも厳しい場合は、「バー」を一段階下げれば良いでしょう。

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「できない」のではなく「まだできない」と考えるようにします。

「できない」と「できる」の間のどのポイントに自分が位置しているのかを把握し、そこから「できる」に少しずつにじり寄っていく。

少しずつであれ、にじり寄れていることが数値で把握できれば、それを足掛かりにして、この試行を続けることができ、最終的には「できる」に到達できるはずです。


 

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