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英語を身につけたいなら、まず「型」を固めて自信をつかむ

高島陽子はじめまして! 3月よりシゴタノ!の英語学習講座で講師をさせていただいている高島陽子です。これから不定期に英語関連の記事を書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。

 
さて、前回の英語セミナーの際、懇親会で面白いことを話してくれた方がいました。

テニスではフォームを固めてきれいなサーブにこだわり、そこで点を取っていくタイプの人とフォームはおかまいなしにとにかく攻めて勝っていくタイプの人がいる。

英語で発音にこだわるというのは、テニスでいえばフォームを固めてきれいなサーブをきめることに似ているのではないですか?

なるほど、そうかもしれません。どちらでも最終的に勝てばいいんだと思います。

私の場合は、見かけによらず?結構、傷つきやすく(笑)、自分の発音が下手なことで見下されたような態度をとられたりすると、すぐにめげて会話ができなくなってしまうようなタイプでした。

なりふり構わずトークするのは苦手な人間です。発音がきちんとできるという自信が英語を話すことの後押しになり、どんどん攻めて行くことができるようになりました。

発音を征したことが、英語学習のブレイクスルーだったのです。

英語に限らず、語学を学ぶときは、文法や語彙も大切だとは思います。でも、それ以上に自信をつけて前向きに取り組めるようになることが大切だと思うのです。そのためには発音がキーになります。

自分の口から発せられる言葉がスムーズに相手に理解されると会話に自信がつきます。自信がつくと、覚えた単語や表現を早速どこかで使ってみたくなる。英語が楽しくなって、リーディングでもボキャブラリーでもどんどん攻めていく気になる。仕事でも、留学先でも積極的になれる。ネイティブとの会話も楽しめる。だから、さらに会話力がUPする。こうして、いいスパイラルが生まれるのです。

 
正しい発音で英語を身につける前の私は、今どき英語ができないなんて「人間失格」とまで感じていました。

 自分のことを好きになれない。
 ありのままの自分を受け入れることができない。

そんな時、「私は英語さえも満足に話せない。だから、いい仕事だって見つからない」そう思ってはますます落ち込んでいました。

報われない仕事でクタクタになる毎日。このままでは本当に自分の人生は真っ暗かも・・・派遣社員で身をつなぎながら昼は仕事。夜は英語の勉強。もともと帰国子女でもなんでもない私の英語、特に発音は全くと言ってお粗末でした。

でも、いつまでもでもつまずいている大きな英語という山を登ることで、なんとか人生を変えたいと思ったのです。英語を一番苦手な発音からやり直したところ、リスニング力も向上し、半年後には、英語を使う仕事を視野にいれて転職活動ができるほどTOEICの点数もUP。

そして、大手有名企業への転職が上手くいった頃から、「私もやればできるんだ」という気持ちがムクムクとわいてきました。また、精神的にも余裕ができて、本当に自分がやりたいこと、行きたい方向を選ぶことができるようになったのです。要するに、セルフイメージがUPしたんですね。これは英語ができるようになったということ以上に価値のあることだったかと思います。

 
シゴタノ!のセミナーは、英語が転職に有利だからとか、TOEICの高得点をとっていただきたいから、ということだけで講師をさせていただいているわけではありません。

自分に課した、一つの山を乗り越えることで、自分が変わり、新しい世界が広がることをみなさんにも体感してほしいからなのです。それは、人によってはフルマラソンの完走かもしれないし、自転車で日本を一周することかもしれない。私の場合は英語でした。その体験をたくさんの人と分かち合えたらいいなあ。そんな風に思っています。

 
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▼編集後記:
高島陽子
レミオベスト最近、レミオロメンのベストアルバム『レミオベスト』を購入。すっかりはまっています。
一番好きな曲は「もっと遠くへ」。