待っていました。
iPhoneで写真を撮るようになってからずっと。
ワイヤレスで持ち運びができて、手軽にiPhoneから写真が印刷できるプリンターを。
できれば、ポラロイドとかチェキっぽく印刷できたら、手帳に挟んだり、人にあげたり、スクラップブックに貼ったりするのも楽しい感じになるのにと。
そして、とうとうそれができるようになったのです!
FUJIFILMから「スマホ de チェキ」が発売されたからです。
スマホ de チェキ公式サイトはこちら。
スマートフォン用プリンター“スマホ de チェキ”instax SHARE SP-1 | FUJIFILM
本体は、手のひらサイズ。
リチウム電池CR2は2本同梱されているので、届いてすぐにスイッチオンにできますが、フィルムは同梱されていないので、「フジフイルム インスタントカラーフィルム instax mini」を同時に買わないと、楽しみが先送りになってしまいますので要注意です。
最初に、電池とフィルム(カートリッジ)を本体にセットすれば、本体側の設定は終わりです(電池で動く手軽さが良いのですが、家で使う時は電池をムダにしたくないという場合は、別売りのACパワーアダプター(AC-5VX)も使えます)。
無線LAN搭載なのでワイヤレスでプリントできる
「スマホ de チェキ」には、IEEE802.11b/g準拠の無線LANが搭載されており、iPhoneまたはAndroid端末にインストールされたアプリを介して、ワイヤレスで写真が印刷できるようになっています。アプリをインストールしないと印刷できません。
私はiPhoneから印刷したかったので、iPhoneアプリを簡単に紹介しておきますね。
「スマホ de チェキ」アプリを起動すると、ホーム画面が表示されます。
[設定]から「スマホ de チェキ(instax SHARE SP-1)」につながるかと思ったら、うまくいかなかったので、iPhoneの設定アプリから[Wi-Fi]を選択して、[INSTAX-XXXXXXXX(本体に記載されているSSID)」を選択して接続しました。
次に、写真を選択します。
今回は、[写真から選択]を選んで、すでにカメラロールやフォトストリームにある写真から、選択してみました。
写真を選択したら、フレームを選んだり、テキストを入れたり、写真の位置を調整したりします。
できることは、それほど多くはありません。
そうこうしている間に、プリンターの電源が自動的に切れてしまっています……。
再度、プリンターの電源をオンにして、Wi-Fi設定画面に移動して、接続のやり直しです。ここはもう少しスマートに繫がらないものかなと思いますが、まあいいでしょう。
[接続してプリントする]を選択すれば、印刷開始です!
じゃーん!
チェキだ〜!(あたりまえですが)
1枚印刷するごとに、緑色のランプが消えていくので、残り枚数が簡単にわかります。
印刷されたチェキと、iPhoneを並べてみました。
チェキなので、コントラストのはっきりした写真を使うと、綺麗に印刷できるのではないかと思います。
次の写真を印刷するまでなら、本体の「REPRINT」ボタンを押して、同じ写真を複数枚、印刷することができるので、その場にいる仲間みんなで同じ写真を持つということも簡単ですね!
Instagramに投稿した写真は、投稿日時と投稿内容、いいね!の数まで一緒に印刷できるのです。
これも、かなりうれしい機能です。
せっかくの楽しいプリンターなので、どんどん印刷して、家族や友人に、とっておきの1枚をプレゼントしたいと思います!
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。