罫線がくっきり入ったノートは、昔からあまり使いません。
思考が線にとらわれすぎてしまうからか、単に、自分がまっすぐに書けないからか分かりませんが、たいていの場合は無地を、罫線がある場合はブロックタイプの物を好んで使います(ブロックタイプの場合は、一方向に書かなくてもOKと言われている気がするので)。
なぜ、罫線のくっきりしたノートが好みではなかったのかが、このWhitelinesノートを使うようになってはっきりしました。
書いた文字や絵の中に、罫線という余分な情報が見えてしまうからだったようです。
スウェーデン生まれのWhitelinesは、ノートの地がグレーで、罫線が白いのです。
まさに、逆転の発想から生まれたノートです。
▼公式サイト(英語)
Whitelines | Whitelines Link
Amazonでも、Whitelinesシリーズは、一部取扱があるようです。
ただ、私が愛用している「Whitelines Link」というシリーズは、まだ日本国内で取り扱っているショップがありません(2012年12月15日現在)。
そのため、公式サイトで購入して、国際郵便で届けてもらいました。
Whitelines Linkは、日本で言うと、SHOTE NOTEやCamiAppのような仕様になっています。
専用のiPhoneアプリを使って、ノートを撮影すると、背景のグレーが白く変換され、書いた線がくっきりと表示される画像として保存できます。
Whitelinesは罫線がジャマにならない
Whitelinesシリーズの特徴は、グレーの地に白い罫線ですが、このデザインのノートに線を書くと、無地のノートに書いているかのように、線がジャマにならないのです。
この上に何かを書いた後で、スキャンしたり、コピーしたりすれば、普通のノートに書いた時のように、文字と罫線が重なって読みにくくなるということがありません。
Whitelines Linkなら、簡単に写真でノートを残せる
私が使っているWhitelines Linkの場合、書き終わったノートを専用のiPhoneアプリで撮影することにより、ノートを簡単に画像として残すことができます。
その際、地のグレー色は真っ白に自動変換されるので、書いたものがくっきりはっきりした状態で保存されます。
Whitelines Linkのノートには、四隅にアプリ認識用の記号が印刷されており、Whitelines Linkアプリで撮影しようとすると、瞬時にシャッターが切られて撮影が完了します。
本当にあっという間です。
Whitelines Linkのノートの左下端には、メール、Evernote、Dropbox用のアイコンが印刷されています。
このアイコンに「×」印を書いておくと、撮影後に自動的に指定の送信先に送信されます。
私がよく使うのは、もちろん、Evernoteです。
Whitelines Linkは、シンプルでオシャレなノートとアプリなので、お気に入りなのですが、日本でまだ取り扱っているショップがないため、なかなか人に勧めにくいところではあります。
公式サイトのオンラインショップでは、「LINK A4 Lined」ノートが1冊69SEK(スウェーデンクローナ、2012年12月15日現在の円換算で約863円)、「LINK A5 Lined」ノートが1冊59SEK(約738円)です。
300SEK以上まとめ買いすれば、国際郵便の送料が無料ということなので、もう一生ノートがいらないくらいまとめ買いしてしまいました。
そこまではしたくないけど、Whitelinesには興味があるという方は、LinkシリーズではないWhitelinesノートなら、Amazonで販売されていますので、そちらを試してみてください。
▼Whitelines Link(iPhoneアプリ)
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Whitelines Linkは、先にアプリを見つけました。このオシャレなアイコンはなんだろうと思って調べてみたら、2012年9月に発売されたばかりのWhitelines Linkノートなるものと合わせて使うらしいと。どうしても、このアプリでパシャッと撮ってみたいという思いで、大量のノート購入となりました。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「シゴトに美味しいスパイスを」中の人。