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文章力の基本
日本実業出版社 2009-07-24 |
本書はとてもやさしくて、よい本です。
「文章力を鍛える本」というと、必要以上に厳しかったり難しかったりするものですが、本書にはそういうところがありません。言わんとするところはシンプルで、しかも丁寧です。
ここで77のテクニックを紹介したりはしませんが、代表的なものをいくつかピックアップすれば、本書の概要はつかめるでしょう。
短く書く
まずは「短く書くこと」です。小学校時代には「長く書ければ褒められる」傾向があるためか、文章につい、余計なことを含めたくなりますが、余計なことを読みたいという人は少ないのです。
最初の章で言われていることは、じつにわかりやすいものです。これだけで必ず文章はわかりやすくなりますから、何かを書くときには心がけましょう。
1 短く言い切る勇気を持つ
2 一度にたくさん運ぼうとしない
3 幹を一本一本立てていく
1は、「。」を多めに打つということです。本書では次の例が挙げられています。
最近、あるコンビニは、店舗内で焼き上げたパンの販売を始め、自然志向・健康志向の製品を中心とした品揃えは、従来のコンビニとは一線を画したものであり、20代、30代の女性をターゲットに新機軸を打ち出している。
さほど問題はありませんが、どこか読みにくい。こういう文章をよく目にします。本書の改善案は次の通り。やっていることは簡単です。
最近、あるコンビニは、店舗内で焼き上げたパンの販売を始めた。自然志向・健康志向の製品を中心とした品揃えは、従来のコンビニとは一線を画している。20代、30代の女性をターゲットに新機軸を打ち出している。
明らかにこう書かれた方がわかりやすいのです。なぜならこの改善案には、先に挙げた「1〜3」の方針が含まれているからなのです。まず「短く言い切って」います。「一文で一つのこと」しか運んでいません。だから「幹が一本一本立っている」のです。
削れる言葉は削る
「短く書く」方針にしたがうなら、「削れる言葉は削る」のは当然のことです。削れば短くなります。短くなれば、読みやすくなります。ブログなどの電子媒体に載っている文章はなおのことです。
「という」を削る
私もついやってしまって反省することがあります。「〜という」という言葉を必要ないのに使ってしまうのです。つい先ほど書いた文章に「という」を加えてみましょう。次のようにうるさくなります。
「短く書く」という方針にしたがうなら、「削れる言葉は削る」というのは当然のことです。
この例でもわかるとおり、入っていても意味は通じます。しかし、なくても意味は通じます。それであれば、ない方がいいわけです。例外もありますが、一般的に「あってもなくても文意が通るなら削る」方針を貫きましょう。
余分なつなぎ語を削る
好みもありますが、「削れる言葉を削る」なら「余分なつなぎ語」も削るべきです。今度は、本書からの例を引用しましょう。
うつ状態の時期を、ようやく乗り越えることができた。そして、私を救い出してくれたのは、周りの友人たちだった。
削るべきは、「そして」。あっても読者は混乱しませんが、ない方がすっきりします。
うつ状態の時期を、ようやく乗り越えることができた。私を救い出してくれたのは、周りの友人たちだった。
ここまで見てくれば明らかなように、本書の主張は明快です。
・短く書くこと
・削れる語を削ること
テクニックは77紹介されているものの、突き詰めれば上述の2点に集約されてしまうのです。しかし、文章をシンプルにする原則を徹底すれば目に見える効果となって現れます。
文を書くたびに、「短く切っているか?」と自問してください。「削れる語はないか?」とさがしてみてください。そうするうちに、いつか無意識でも「簡潔な文章」が書けるようになります。
昨日発売の拙著『iPhone情報整理術』がAmazonで総合4位まで上昇しました。ご購入いただいた皆様、どうもありがとうございました。
「ノマドワークスタイル」が注目される一方で、空前の手帳ブームといわれます。紙の手帳にここまで人気が集まる原因として、結局これまで、決定打となるポケットサイズのデジタルツールが、普及しなかったということがあるでしょう。
iPhoneは、手帳を駆逐しないまでも、これまでと一線を画すモバイルツールなことは間違いありません。『iPhone情報整理術』への期待も、「デジタルの手帳」に対する、潜在的な需要の大きさを物語っているのだと思います。
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iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)
技術評論社 2009-10-21 |
▼次回のセミナー:残り10席!(10月22日(木)現在)
2006年5月11日以来この3年間に77回のセミナーや講演(招待含む)を行ってきました。世の中には年間200回を超えるプロプレゼンターもいますから回数としてはまだまだ。でも回数とは別に誇れる数字があります。それはプレゼンで使うPowerPointのスライド枚数。
毎回最低でも100枚以上は作ります(参考)。多いときは400枚を超えることも。そんなわけで、これまでに作ってきた枚数はざっくり20,000枚という計算です。
そんな、20,000枚のスライドの中から選りすぐりをかき集め、これに最新の内容をプラスしてお届けするのが今回なぜか大阪で開催する以下のセミナー。
シゴタノ!コンプリート2009 in 大阪
第1部:仕事のスピードをアップさせるための考え方とツール活用
▼予定トピック
- 仕事で成果を上げるための4つの条件
- ライフハックの問題点と突破口
- ツールに求めるべき3つの役割
- アイデアを捕獲するためのツール
- アイデアを生きながらえさせるためのツール
- アイデアを繁殖させるためのツール
- アウトプットのスピードをアップさせるツール
- アウトプットの再現性を高めるツール
- アウトプットの生産性を高めるツール
- 時間泥棒をシャットアウトするツール
- 時間当たりの業務処理量を倍増させるツール
- 時間のロスを最小化するツール
- 時間を支配するためのツール
第2部:自分の強みをキャッシュに換えるためのブログの作り方・続け方・伝え方
▼予定トピック
- ブログのテーマの見つけ方
- ブログを書き続けるための5つのコツ
- ブログ更新に役立つツール集
今回のセミナーは2部構成で、それぞれ第1部は「シゴトハックス」(仕事術)、第2部は「ブログハックス」(ブログ術)です。
一見すると関連は薄いように思われるかもしれませんが、実は「クリック」というキーワードによって密接に関係しています。
まず、仕事のスピードをアップさせるには、クルマのスピードアップと同じく、空気抵抗や無用な摩擦を極限まで減らし、アイドリングをなくし、作業効率を上げる必要があります。
PCのスピードがいくらアップしても、これを操る人間のスピードがアップしなければ、トータルでのスピードアップは望めません。どんなに性能の良い自転車があってもペダルをこぐ筋力や持久力が伴わなければ宝の持ち腐れです。ある程度は人間側がPCの足を引っ張らない程度に「加速」する必要があるのです。
そのための手っ取り早い解決策は、なるべくマウスを使わないこと。マウスの代わりにキーボードを使うことでマウスを動かす時間やクリックする手間を削減できます。その分、スピードアップにつながります。
マウスのクリックを減らす → 仕事のスピードがアップ
第1部では、ツールの紹介に加えて、そのツールをいかに少ないクリックで使いこなすかを解説します。
続いて、ブログハックスでは、逆にクリックを増やしていきます。すなわちアクセス数です。あなたのブログが多くのクリックを集めるためにはどうすればいいか? ブログの作り方と続け方の基本を解説します。
詳細・お申し込み
■日時:2009年10月30日(金) 19:00~21:00(18:30開場)
■会場:梅田/アビタス・セミナールーム(PDF地図,GoogleMap)
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-5-2 新サンケイビル8F 株式会社アビタス内

■講師:大橋悦夫
■定員:50名
▼ブログ戦略講座DVD好評販売中!
【ビジネス突破塾vol.01】ブログ戦略講座<DVD>
アルファブロガーでありベストセラー著者としても有名な大橋悦夫さん(シゴタノ!主宰)と書評ブロガーの鹿田尚樹が語りつくした「ブロガーのためのブログ戦略講座」を一挙公開!
- ブログを継続する「仕組み」を構築する
- コンテンツよりもキャラクターにファンをつける
- 読まれやすいタイトルの共通点
- ほか
7つのブログを潰してきた共通の過去を持つ2人の講師による、様々な視点からブログマーケティングを語りつくした140分です。
自分ブランディングに活用するブログの作り方から書き方、ビジネスに応用するためのブログ戦略や考え方、一番重要な継続の仕組みづくりまでブログのノウハウが詰まった充実の内容です。
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