ブログを継続して書くには、書くべきネタの整理を始め、いくつかのコツがあります。
1.書く時間を確保する
2.更新頻度を決めてこれを守る
3.ネタ帳をつける(ストックを持つ)
4.調子のいい時に書き溜める
5.“休刊日”を作る
6.本をしっかり読む──人に語れるネタを増やす
7.まず主題を決める
8.誰かに話しかけるつもりで書く
9.コミュニティを活用する
10.失敗(駄作)を恐れない
11.名文を書く必要はない
12.前向きな姿勢をキープする
13.自分にとって新しいネタに挑戦する
とはいえ、そもそもなぜブログを書き続けるのでしょうか。
このブログ「シゴタノ!」の場合、その目的として考えられるものは、
- 1.自分が見聞きしたことをあとで自分が活用するために整理しておく
- 2.1と関連して、自分の考え方とその変化を自分でウォッチする
- 3.無意識に考えていることを浮き彫りにする
- 4.(結果的に)1~3のプロセスで得られた「発見」をシェアする
といったところです。
一言で言えば、自分の定見を見いだし、その変化をウォッチするという感じです。そう思えるようになったのもブログを書き続けているからなのですが、それだけでは続ける動機としては不足します。
やはり書くこと自体が楽しい、と思えるものでなければ、あるいは、自分で書こうとしているだけなのに、いつの間にかそれが「毎日書かなければならない」という強迫観念になってしまったのでは、いずれ燃え尽きてしまいます。従って、自分のために長く楽しく続けられるような方法が望ましいと言えます。
保田さんのブログ「ちょーちょーちょーいい感じ」に以下のようなくだりがあります。
って、うちの奥さんが笑いながら言いました。
「た、たしかに、そうかも…」
なんて思ったり…(笑)。最近はライブドアの件で、ダーッとブログを書いていたのですが、多分自分の感覚としては「わざわざ」書いている感じは全くなく、気がつくと書いているというか、なんか自然な行為なので、あまり時間を使っているという感覚もなかったのですが、奥さんの一言で「確かに、先週&今週は仕事もたまって、その分明け方まで仕事をしたり、なんだか忙しかったな」と冷静になったり。
書くという行為が純化され、気づいたら書いている、という域に達しているようです。ここまで来れば「楽しいから書く」という動機付けなど要らなくなるのでしょう。まさに「いい感じ」です。
結局のところ、ブログは自分が書いた内容がいろいろな人に影響を与える、という「その後」よりも、それを書いている「プロセス」に意味があるような気がしてきます。書いた結果残るのは抜け殻のようなもので、すでに自分にとっては役割を終えている、という感じ。
もちろん、読み返すことで自分の文章であっても発見があるわけですが、これは「2度おいしい」の「2度目」の部分ということで、「1度目」は後先を考えずに、ましてや「誰かの役に立つようなものを書こう」などと思う必要はなく、ただただ自分が楽しく書く、ということに集中すればいいと思うのです。
そう考えると、あまり堅苦しく考えずに、楽しく書くことができている「今」があれば、それでいいのかも知れません。