そこでこの本では、この5W1Hに「どうした?(Do)」を加え、「5W1H1D」でネタをまとめることをオススメします。これにより、自分の頭の中も整理され、聞き手へ正確に情報を伝えることができます。
- いつ?: そのネタはいつの出来事か? 年月、時期、時間、タイミングなどを詳しく話す。
「学生のころ」よりも「中学2年生の夏休み」と言ったほうがより具体的になる。
- どこで?: そこはどういう場所なのか? 場所、位置、距離、舞台などを詳しく話す。
「マンションで」よりも「高さ38階の超高層マンションで」と特徴や雰囲気をとらえて話す。
- だれが?: 発言、行動したのはだれなのか? 人物を詳しく話す。
「男が」よりも「サラリーマン風の男が」とか、「女が」よりも「今にも泣き出しそうな女が」と特徴や雰囲気を詳しく描く。
- 何を?: 何をしたのか? 何が起こったのか? 出来事などを詳しく話す。
「叩かれた」よりも「頬っぺたをビンタされた」の方が、その時の状況がより細かく伝わる。
- なぜ? 何のためにそれはされたのか? 目的や理由を明確にする。
「頬っぺたをビンタされた」だけよりも「浮気がバレテーマで2ページ頬っぺたをビンタされた」の方が、その理由が分かり疑問が解ける。
- どのように?: いかにして? 手段や方法を明確にする。
「いたずらをしかけた」だけよりも「落とし穴のいたずらをしかけた」の方が、より具体的になる。
- どうした?: どうなった? 結論を述べる。
(p.102)
- やめる:ネタを加工せずに話す
- 始める:5W1H1Dでネタをまとめる