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3つめを見つめる

By: fdecomiteCC BY 2.0


予定、タスク、プラン

私は「用件」そのものを3種類に分けて考えています。

via 『「次もよろしく!」と言われるための仕事術』

ということで、以下の3つに分けているという。

  • 予定
  • タスク
  • プラン

それぞれについて詳しく解説されているが、ざっくり言うと以下の通り。

  • 予定とは「人との約束」、
  • タスクとは予定を守るために実行しなければならないこと、
  • プランとは、今後どうするつもりかを決めておくこと、

X軸・Y軸・Z軸の3つの軸があれば、物体を立体的にとらえることができるが、3番目の軸を見つけるのはけっこう難しいと思う。

今回の例でいえば、「予定」と「タスク」はすぐに思いつく。

「プラン」というのも、言われてみれば確かにある、と思えるが、素で思いつこうとするとなかなかたどり着けない感じがする。

やらざるを得ない、やるべき、やりたい

別の事例。

味も素っ気もなくて恐縮ですが、私はタスクを種別によって3種類に分けています。

第Ⅰ種 やらざるを得ないこと→睡眠、食事、トイレ
第Ⅱ種 やるべきこと→仕事、掃除、子供の相手など
第Ⅲ種 やりたいこと
(第Ⅳ種) いつかやりたいこと(これは管理しなくていい)

このうち、第Ⅰ種である「やらざるを得ないこと」と、第Ⅱ種である「やるべきこと」との境界線があいまいだとご指摘いただくこともあるのですが、第Ⅱ種は、ギリギリまでサボれることを指します。

via 「やるべきこと」が「やらざるを得ないこと」にならないように気をつける

この3分類についても、仕事のことだけを考えていると「やりたいこと」というフレームはすぐに出てこないかもしれない。

すべては3つめのために

何が言いたいかというと、何かを3つに分けなさい、と言われた時の3つめはその人の個性が色濃く表れるのではないか、ということ。

言い換えれば、1つめと2つめは、3つめのオチを際立たせるための前フリに過ぎない。

1つめと2つめできっちりとコンテクストを作って、満を持してその上にコンテンツを乗せる。コンテクストができあがるまでは、どんなに出したくてもコンテンツを出すのはこらえる。