前回は「タブを固定」について書いたが、もう1つ、Chromeで常用しているのがブックマークフォルダ。
文字どおりブックマークをフォルダにまとめるためのものだが、以下のように意味のあるまとまりごとに分けている。
Start(朝の仕事始めに開く)
Twitterはログインするために開く。Chromeの再起動時にはログアウトしてしまうので、このタイミングでログインしておく。こうすることで、何かのタイミングでTwitterの認証が求められた時に改めてログインをする手間が省ける。
他には、RunKeeper(ランデータ)やねむログ(睡眠記録)やWithings(WiFi Body Scaleで計った体重記録)など個人的なログの確認のために開く。
毎朝必ず目を通しておくことで、「気になった時に、その時に取り組んでいる作業を中断してまで確認する」という手間が省ける。朝刊で日経平均や為替相場をチェックする、あるいは映画館に入る前にトイレに行っておく、のに近い。
AC(各種統計)
Startに続いて開くサイト群。こちらも毎朝必ず目を通すことで自分の活動に関する数字を定点観測することができる。毎朝欠かさず目にすることで変化に敏感になれる。
すべてのブックマークを開く
なお、開く時はフォルダ内のサイトを一気にまとめて開いている。
一つのブックマークフォルダに15個以上のサイトが登録されていると以下のようなダイアログが出て煩わしいので、登録は14個以内に抑えている。
それでも、すべてのサイトを読み込みきるのに最大10秒程度はかかるので、その間はPC以外のメンテナンス系ルーチンに移る。それが終わってPCに戻ると読み込みが終わっている。
以下のようにToodledoで朝の“巡回経路”を決めているので、待ち時間が発生しないようになっている。
例えば、Startタブを開いたら、iPhoneとiPad miniの作業に移る。10秒はかからないが、5秒はゆうにかかるのでPCに戻った頃には読み込みは完了している。
そこで一作業終えてふたたびiPhoneに戻ると、今度はiPhone側の読み込み(SmartEverの同期)が完了しているので、そのまま次の作業に移ることができる。
特定のデータは、毎日必ず目を通し、最新の状態に更新しておく。機械的にできるうえに、これをやっておくだけで日中の作業効率が格段に上がる。
ジャーを開けたらごはんが炊けていなかった、みたいな悲劇は仕事中にはしょっちゅう起きている。
これを防ぐためには朝の段階で“セット”しておくしかない。