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100回やってみる(つもりで)

私は何ヶ月も何年も考える。100回中99回は間違えるが、100回中1回は私が正しい。
─アインシュタイン

『スウェーデン式 アイデア・ブック』より


ふと「こうすればうまくいくんじゃないか?」と思いついて、やってみる。うまくいかない。「やはり自分には向いてない」とあきらめる。

でも、あと99回やればそのうち1回は成功するかも知れない。

おそらく99回に達する前に何らかの方針が見えてくるのではないか。そもそも「やってみよう」と思いついて100回も試行錯誤をすることというのはほぼ皆無だろう。せいぜい2,3回。がんばっても10回行くか行かないかというレベル。

「100回」というのはレトリックに過ぎず、要するに思いつく限りのいろいろなやり方を試してみると、そのプロセスで得られる副産物が当初の目的以上に有用だったりする、ということだと思う。

そう考えると「余地」はまだまだたくさんある。

» スウェーデン式 アイデア・ブック