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大事なことを3つ考えるとき、最初の2つと最後の1つは別に考える

実用的には、何か主張する場合は理由を3つ挙げるようにするとよいでしょう。

2つまでの理由はわりと簡単に思いつくものですが、3つめを挙げようとすると意外に難しいことが多いのです。たとえば前述の例では「機能」と「価格」はどんな製品でも問題になるのですぐに思いつきますが、3つめを選ぼうとすると議論の余地が出てきます。

毎日使い続ける営業車だったら「即日代車手配」という危機管理が重要でしょうが、たまに恋人とデートに使う車だったらスタイリッシュなデザイン性のほうが重要かもしれません。

どの観点を理由に選ぶかは、そのときの「主張」の背景事情によって決まってきます。つまり、複数の観点の中から「3つだけを選ぶ」ことによって、背景事情を厳密に考えることを迫られるんですね。



『仕事が10倍速くなる最強の図解術』より


人を説得しようとしたり、自分の考えを理解してもらおうという場合、相手の納得を引き出すための理由付けが要る。3つの理由を考えるなら、最初の2つは誰にとっても当てはまるものにし、最後の1つは、相手の事情や立場に合わせたものにしてみる。

例えば、ブログを始めようかどうか迷っている人には、

  • 1.HTMLの知識がなくてもOK
  • 2.日々見聞きすることに敏感になる(観察眼が磨かれる)

という広く当てはまりそうなメリットを提示した上で、

  • 3-a.就職活動の自己分析に役に立つ(学生)
  • 3-b.似たような立場にある仲間が見つかる(主婦)
  • 3-c.資格試験勉強のペースメーカーになる(社会人)

など、相手によって内容の異なるクロージングを用意しておく(本来はもっと細かい属性に合わせた内容にするべきだが、説明の都合上、大まかに)。

» 仕事が10倍速くなる最強の図解術