“笑い”って物理とか数学に近いものだと僕は思ってるんです。ラーメンズには誰にも見せられない“取扱説明書”があるんですけど、それ一冊あれば、その都度シチュエーション、人格、笑いの種類、時間を選んでいけばあらゆるコントは書けてしまうんですよね。
結局締切のある仕事をしているので、感性とか閃きでやってると打ち止めになると思うんですよ。言うなれば、ラーメンズは工場〈ファクトリー〉なんですね。
─小林賢太郎(ラーメンズ)
ブログを続けていると、いつしかネタが思い浮かばなくなる時がやってくる。ブログなら「ネタが思い浮かばない日は書かない」というのもアリだが、仕事ではそうはいかない。
どんな状況でも一定のクオリティのアウトプットを出し続けるための、自分のための“マニュアル”を持っておく必要がある。
プレッシャーに押しつぶされそうになったり、視野が狭くなったときでも、このマニュアルに書かれている通りに手を動かせば、とにかく前に進める。
そんな未来の自分のためのフェイルセーフ。