「明日やる」ために役立つツール３点

3月も終わりということで、佐々木がふだんから使っているツールを紹介して参ります。キーワードは「明日必ずやる」。

なんでも「今すぐ」「今日中に」やろうとすると、一日が百時間あっても足りなくなります。ですから、ネットブラウザもRSSチェックも、そこそこで切り上げて、「続きは明日」に回さなければならないのが現実です。

これを最も巧みに実現してくれるのは、「リマインダー」です。「しかるべき時」にやるべきことを先送りするかわり、その時が来たら、無意識のうちに先送りしたものが目に触れるようにしておけば、非常にスムーズに仕事や生活が回ります。

それを実現するため、日頃私が愛用しているツールを紹介していきたいと思います。

netRocket

日頃と言いながら、これを使い始めたのは最近ですが、なかなか便利です。「このサイトいいな！」と思った時、「しかるべき時」にもう一度目にできるようにと、リマインダー機能を備えた、ブックマークなのです。

利用上の注意としては、普通のブックマークと分けることでしょうか。タグ機能や、ソーシャルブックマークとしての機能は、捨てた方がいいと思います。また、自分のブックマークをインポートする必要もないでしょう。

ほぼ日手帳

説明の必要がないほどもはや有名な手帳ですが、これも「明日タスクを片づける」というテーマからすれば、手帳として使うのでも、日記として使うのでもありません。

タスク管理ツールとして使うのです。すると、一日一ページという枠組みが、とても有効なものになります。とりあえずタスクが入ったら、すかさずそれを翌日のページに書き入れます。「明日」に書かれているタスクは、すべて明日で片づけなければならないものです。

もしも、一ページに入りきらない場合にはどうするか？その場合には、さらに先の日に書き出さなければならないでしょう。そうした「限界」が物理的に存在するのが、重要な点です。

Femo

先月も紹介させていただきましたが、今回は「明日仕事を片づける」というテーマに沿って紹介いたします。

このブログ的なメモツールのユニークなところは、なんと言っても「カレンダーの日付をクリックすると、その日付のタグが入る」ところです。ですからこれは、あたかも予定管理ツールのように使うことができるブログなのです。

もちろんFemoも、単なるメモツール、ブログツールとして使うのではなく、習慣化したい項目や、ルーチンタスクを書き入れるのに使用します。「ほぼ日手帳」は手書きなので、ルーチンタスクなどをここに書き込むことにすると、毎日の転記が大変です。

しかし、Femoはデジタルなため、転記はコピペで済みます。その転記すら、面倒だという方もいるでしょうが、習慣にしたい内容は変化しますし、ルーチンタスクも変化します。ですから、自動的に毎日のタスクが書き込まれるツールは、ルーチンワークの管理には向かないでしょう。

「明日必ずやる」ために

なお、今回のテーマである「明日やる」考え方というのは、単に「先送りにする」こととは違います。このタスク管理法について、非常シンプルにまとめられているのが、『マニャーナの法則』です。あわせてチェックしていただくと、上記３点のツールを、さらに有効活用できるはずです。