2016年8月3日に「Kindle Unlimited」(以下アンリミ)がスタートしました。
月額980円で、(限定的な)読み放題というのは、なかなか微妙なラインではありますが、最初の30日は無料体験できるということで、さっそく登録された方も多いのではないでしょうか。とりあえず、一度登録すれば、30日間は目一杯アンリミ対象の本が読めます。
そこで今回は、せっかくなんでこのタイミングで読んでおきたい(=面白い)ビジネス書をリストアップしてみます。
「仕事は楽しいかね?」シリーズ
『仕事は楽しいかね?』は私のメンタブックの一つです。若い頃にこの本を読んで、「緻密に計画して、それを一つずつクリアして目的に近づく」という考え方をびりびりに破り捨てたことを覚えています。
» 仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?[Kindle版]
仕事術
「社会人一年生」的な人は読んでおいて間違いない一冊です。
» 図解 ミスが少ない人は必ずやっている[書類・手帳・ノート]の整理術[Kindle版]
私は読んだことがないのですが、たしか大橋さんがピックされていたと思うのでリストに加えておきました。
» すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術[Kindle版]
アンリミなら、シゴタノ!メンバーの本も読めますね。佐々木さんの青本はなかなかディープなのでぜひご一読を。
» シゴタノ!手帳術―クラウド&スマホ×アナログ手帳で人生を楽しく自由にする方法[Kindle版]
『1分間マネージャー』は、アンリミの対象ではありませんが、関連書籍も面白いです。
自己啓発
両方とも特に説明は不要でしょう。
金融
こういう金融・株式系の話も読んでおきたいところです。
» 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 光文社新書[Kindle版]
» 損をして覚える株式投資 (PHP新書)[Kindle版]
ビジネス思考・教養
以下は「その他」的に。
どれも面白いです。特に「仕事を楽しくすること」と、森博嗣先生の『「やりがいのある仕事」という幻想』は、ある意味で近しいところにあるのかもしれません。「やりがい」というのは仕事に内在しているわけでもなく、誰かから与えられるものでもありません。自らが、意志を持って作り出すものなのです。
» 戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>[Kindle版]
» フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略[Kindle版]
» 賃労働と資本/賃金・価格・利潤 (光文社古典新訳文庫)[Kindle版]
» ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)[Kindle版]
さいごに
というわけで、怒濤のラインナップでした。
これだけ数があると30日で読み切れるのかと心配になってきますが、その場合はサービス継続になってしまうのでしょう。Amazonの思うつぼですね。
» Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック
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こうして紹介記事を書いていて思ったのですが、アンリミだと自著でも気兼ねなく紹介できますね。本の値段とかも気にせずに済みます。それはそれで一つの新しいパラダイスなのかもしれません。
▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。
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