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065:記憶力を伸ばすには「思い出す訓練」をする

以前読んだ本に何が書いてあったか忘れたときに、すぐ本を開いてしまってはいませんか? これだとなかなか記憶が定着しません。

再び見る前に「想起」をすることが記憶力アップのコツです。「想起」とは「思い出すこと」。読み直す前に「この章に、何が書いてあったかな」などと思い出す訓練を入れるのです。

すると、「全然思い出せなかったな~」とか、「え、こんなこと書いてあったかな~?」とか、「万葉集はこの時代だったね」とか、「平城京は710年だったのか」と感情が動きます。

思い出せてうれしい気持ちや、思い出せなくて悔しい気持ちが芽生えるのです。感情が動くから、圧倒的に記憶力が高くなります。わからないからとすぐに答えを見るのではなく、その前に少しでも思い出そうとすることが大切です。(p.204)


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