話すにしても書くにしても、伝えたことの一部しか伝わらない。
十分に伝えたと思ってもぜんぜん足りないと思った方がいい。
とはいえ、知る必要のない人にまで知ってもらう必要はない。
それを必要としている人に知ってもらうのと同じくらい、
それを必要としていない人に知られないようにする努力が要る。
inspired by:
「メルマガに書いたり、サイトに載せたり、電話で話したりもしているのに、どうして知らないんだろう? 覚えてくれていないんだろう?」
お客様とのやりとりをしながら考えているうちに、やがてひとつの答えが見えてきました。それは、「私が思っている以上に、お客様は私に関心がない」ということです。
興味を持ってくださっていても、お客様自身のビジネスに関わりのある部分だけ。
私の名前と肩書きを知っていても、ビジネスの全体像を把握しているわけではない。メルマガを購読してくれていても、その一字一句すべてに目を通しているわけではないのです。自分が伝えている情報の1割くらいしか伝わっていないと思って問題ないでしょう。(p.199)