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SH026:レールがあれば加速する

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photo credit: Khem ☺ via photopin cc

電車が時間通りに運行できるのはレールがあるからではないか、と思っています。

急いでタクシーに乗り込んだのに渋滞につかまってしまい、実は電車の方が早かった、ということがありうるのは、レールがあるおかげです。

もちろん、レール自体がすごいのではなく、レールがあることでそれが絶対的な“優先レーン”として意識されるようになるからです。

レールは一本道なので、迷いようがないのと、ゆっくり走っていると後続の迷惑になる、というビルトインされたプレッシャーがあることで、おのずとスピードが上がります。

同じことは仕事にもあてはまります。

仕事にもレールが要ル

仕事におけるレールとは、タスクリストやチェックリストです。このリストを上から順番にせっせとこなすことで、その日の仕事がもれなく確実に終わる、という時、そのリストが仕事におけるレールということになります。

TaskChuteはまさにこのレールを実現するためのツールですが、上記の条件を満たしている限りは、どんなツールを使っても問題ありません。

逆にいえば、どんなにいろいろなことができても、迷わず進める一本道のレールが得られないツールは、レールにはなりえません。

レールがあれば迷わず時間通りにゴールに到着できます。ゴールに通じるレールが敷かれている場合に限りますが、電車と同じく“事故”は起こります。

それでも、レールがあるので復帰はできます。

レールがないと、どこに戻ればいいのかさえわからなくなります。

わかりきっていることでも、レールをきちんと決めておくと、注意の浪費を最小限に抑えることができるため、疲れにくくなります。

ちなみに、レールは暑い季節に鉄が膨張する性質を見越して、敷設する際に少しすき間を空けておくそうです。こうすることで、膨張してもレールがゆがむようなことはなくなるわけです。

スケジュールにも、そういうすき間が必要ですね。


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合わせて読みたい:

レールを作るうえで参考になる本として『できる人は5分間で仕事が終わる』があります。こちらでその本とともにレールの作り方をご紹介していますが、とにかくルールを決めて機械的に組み立てていくことがポイントです。

» 気の進まない仕事から先に片づけて後でラクをする方法 


関連エントリー:

タスク管理ツールを自作してみる(序) 

ということで、タスクによって管理ツールを分けることになるのですが、仕事というのはできれば予め敷いた一直線のレールをまっすぐに突き抜けられる方が生産性も生産量もアップすると思っています。