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よくわかんないけどなんかこう思ってるっていう過程も十分ネタとして面白い

interview
photo credit: ChrisMRichards via photopin cc

五藤隆介

言いたいことを色々言ってみると、なんか面白いんじゃないか、ってことを前回書きました。

シゴタノ! 言いたいだけ言ってみるとホントになにか起こるかもしれない

とは言え、言いたいだけ言うにしても、自分が言いたいこと、ってのはわりと結構自分でもよくわからないものなのではないかと思います。

なんとなくこういう風なこと思ってるんだけど、それをうまく「まとまった」言葉に出来ない、というか、なんか思うことはあるんだけど、それがなんなのか自分でもよくわかってない、という状態というか。

私の場合でも、上記記事の「日本一のタオルブロガー」みたいなのも、ぶっちゃけ未だに「何がしたいのか」よくわかってない部分がたくさんあります。

なんだけど、少なくとも今は別にそんなので全然いいんじゃないかな、と思ってそれなりにやりたいように色々やっております。


「まとまった」言葉なんてそんな簡単に出てこない

たとえば私の場合「ライフログ」とかに関する話。

ありがたいことに「ライフログ」な本を書いたおかげで、なんかすごそうなイメージが付いたのか「ライフログ」というものについて色々話を聞かれることがあったりします。

なんかそうやって話を聞いてもらえるのであれば、嬉しくなって言いたいことを色々話しまくるのですが、だいたい「聞かれること」ってのは「同じようなこと」が多いです。

じゃあそれが聞かれる方としてつまんないのかって言ったら全然そんな事は無くて、これがすごく面白い。

何回も何回も「似たような」「まとまってない」ことを喋り続けるおかげで、ちょっとずつ自分が思ってることがまとまっていくのを実感します。

なんかこう思ってる、ってのを何回も繰り返すことで、ちょっとずつ「まとまった」言葉になっているような気がするのです。

ていうか「本」にしても、なんかこう思ってる、って何回もブログに書いて、それによってちょっとずつ「まとまって」いって、それが1つの「本」にまとまったものになったようなものです。

まとめる過程を晒していけばいい

ようするに思うのは。自分の考えを「まとめる」ってのはもの凄く難しいことなんじゃないのか、っていうこと。

仮に「まとまった」考えが得られたとしても、それは時代の変化と自分自身の変化によってまた考えが変わることだってありうるんだし、まとまることを待ってたらいつまでたっても何にも出来ないんじゃないような気がします。

そして、まとめるための手段として、ブログが実に素晴らしいということ。

自分はなんかよくわかんないけど今こう思ってる、ってことを「まとまって」いなくても書いてみる。

そういう「まとまってない考え」ってのは、実は他人から見てみたら面白い、ってことがわりとよくあったりするものだと思うのです。

つまり結論を言うと、この記事読んでくれ、ってことなのであります。

改めてだいたい言いたいだけのテキトー日記のススメ | goryugo

▼今週のネタ元

せっかくのブログですし、そのプロセスもどうせなら晒していった方が面白いかなと。うまくいけば、それすらネタになってしまうのもブログの側面だと思ったりするわけです。そういう意味ではブログって何でもありなわけで。

大切なことは「書きたい(と思ってる)ことを(不完全でも)書いて残す」ところだと思うわけです。


上記記事読みながら、そういうことを考えてみたのでありました。

もっといっぱい色んな人が「書いて残す」ことをすることで、なんていうかそこからなにか起こるかもしれないと思うのです。

▼編集後記:
五藤隆介



なんかこう思ってるってのを書きまくってたら、これまた不思議なことに、なんかこう思ってるってのをもっと書きたくなるという不思議な変化が訪れたりして、そんな自分の変化ってのもとても面白いものだなーと思います。


▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。