BT048：思いつきをスピーディーに公開するためのEvernoteに書いてシェアするという方法

いいネタを思いついたけど、ブログに書く時間がない──。

そんな時はEvernoteに下書きとして書いておいて、あとでブログにまとめるという使い方をしている方もいるでしょう。

僕自身もよくやりますが、これを繰り返しているとネタばかりがむやみに増えていくことになります。「ネタを思いつく」スピードの方が、それを「ブログにまとめる」スピードよりも断然速いからです。

さらに、「要するに言いたいのはこれだけなんだけど、それを言うための背景情報や経緯を書くのが少し手間だなぁ…」ということもあり、ますます「ブログにまとめる」ことの負荷が高くなっていきます（いまお読みいただいているこの段落前後がまさに「背景情報や経緯」に当たります）。

大事なことは、言いたいこと・伝えたいことをとにかく早く外に出すこと。

そうすることで、感想がもらえたり、関連情報が手に入ったりすることが期待できるからです。

そうしたフィードバッグがもらえなかったとしても、人に見せる前提でまとめておけば次の機会が来た時にすぐに出すことができるようになります（スーパーで買ってきた食材に一度火を通しておくと長持ちする、というのに似ているかもしれません）。

たとえば、最近こんなことがありました。

ブログに特定のツイートを貼り付けるための「blackbird-pie」というサービスが廃止になっていたので、同等のサービス「embed.ly」を紹介する、という記事を上げたのですが、

これに対して、以下のようなフィードバックをいただきました。

代わりのサービスとして紹介した「embed.ly」よりも、上記のブックマークレットを使う方が圧倒的に速いということで、以後はこのブックマークレットを使うようになりました（これは本当に便利です、おすすめ！）。

とにかく手元にあることを人の目に、できれば興味を持ってもらえそうな人の目に触れるところに一刻も早く上げることです。

ブログに書くよりもツイッターでつぶやく方が断然速いので、まずはツイートするのがいいのですが、込み入った話であったり、画像を見せる必要がある場合は140字のテキストでは伝えにくいでしょう。

そこでツイッター並みの手軽さでありながら、ツイッターよりもリッチな情報を伝えられる方法。

それは、Evernoteにノートを作って、これをツイッターに流すこと。

手順は以下の通りです（画面はEvernoteのWindowsクライアント）。

1．ノートを作る

Evernoteですから、画像を貼り付けるのも簡単です。

2．ノート一覧ペインでノートを右クリックして「共有 → Twitterに投稿」を選択

共有するにはノートがいったんEvernoteサーバに格納される必要がありますので、このコマンドを選択した後に自動的に同期が始まります。

3．内容を確認してツイートする

同期が終わると、ブラウザに以下のツイート投稿画面が表示されますので、内容を確認してツイートボタンをクリックします。

以上で、ツイートされます。

ブログに比べて手軽にアップできますし、あとで直したくなったら手元にあるノートを修正して同期すればOKです。

こうして、ツイッター上でフィードバッグをもらいながらネタを育てていき、ある程度の大きさになったら、ブログに“植え替える”ようにすると、無理なくブログが書けるはずです。

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