大橋 悦夫 
Apple WatchのwatchOS 6から追加された、日付を表示するコンプリケーションを見ていて気づいたことです。
▼右下の青いカコミの部分。
今日の日付だけ表示すればいいものを、前後の日付も合わせて表示しています。
「今日の前日と翌日がわかって便利♪」
なんてことはなく、考えるまでもなくわかるはずのものです。
ただ、改めて前後に挟まれた今日という日付を目にすることで、おのずと前日と翌日に意識が向きます。
昨日の日付を目にすることで、自然と昨日のことを思い出す。
ふわっとしたレビューになるのです。
3D Touchでアプリを開かずして内容をプレビューする感覚に近いと感じます。
日付を目にするだけでその日のことが脳裏をよぎる。
過去なので「リアビュー」とでも呼ぶべきか。
一方、翌日の日付を目にすれば、同様に翌日の予定や、やろうと思っていることなどを「プレビュー」することになります。
単なる数字の羅列ではありますが、それを目にするだけで、サブリミナルにレビューが行われるわけです。
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