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ネガティブな妄想をすると精神エネルギーを多大に浪費する



佐々木正悟 以下の記事によると、私たちの脳はどうも「いつでもスタンバイ」のようです。


私がアメリカに留学していたころには、しかし、そういうふうには習いませんでした。

たとえば「読書時」など、脳を非常に活発に使っているとき「だけ」に、脳の特定の領域というものが「激しく活動」するので、たとえばその「血流」などをトレースすれば、「読書時の脳活動」を把握できるというふうに考えられていたのです。

この考え方は暗黙の前提として、「ぼんやりと何もしていないなら、脳は全体的に休止している」という発想があります。

現にMRIなどでも「脳の休止領域はランプが消えたように黒く表示され、それは言ってみれば休眠状態」と表現されていました。

こういう発想を踏み台にした都市伝説として「私たちは脳全体の1%しか(3%、5%、10%など異説あり。だいたい消費税率のようなばらつきがある)使ってないので、残りの90%を活用すればアインシュタインを超えられる」などと、まことしやかに言われていました。

もちろんデタラメです。

「何もしていない時間」など、ない。

そもそも私たちの脳は、残りの90%もそれなりに活動しているのです。読書時のような「特定の脳領域を使って活動」しているとしても、それは全体のせいぜい5%にも満たないというのが、最近だんだん言われ出したことです。

だとすると、「何もしていない時間」などというモノはないのです。これはタスクシュートではっきり示すことができる話なのですが。

何もしていない時間でも、脳がいろいろな事をしているとすれば、何もしていないつもりでネガティブな妄想などしていたら、かなりの損害となるでしょう。

なぜなら、私たちが意識できてないだけで、そもそも「いろいろなことを常に行っている脳」を、わざわざ「ネガティブ妄想」で邪魔することになるからです。

しかもエネルギーをより多く使ってやるのです(5%程度でしょうが、「余計に使って余計なことをする」のはたしかです)。

だから、ネガティブ妄想をすっかり止める、というのは心理的効果が大きいはずです。そうすれば「ぼんやり」しているときに、脳は休眠はしていないにせよ、大事なことを「無意識にやらせる」事ができるようになるはずです。

きっと、体調を整えたり、大事な仕事のアイデアを練ったりといった、意識しきれないたくさんのことを、「ぼんやり」している間に進められているはずです。脳は活動しているわけですから。

この間に、「ネガティブ妄想」とか「自虐思考」に時間をかけていると、「ぼんやりしている間の活動」を積極的に邪魔する形になります。体調も悪くなるわけでしょう。

▼編集後記:
佐々木正悟



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「私はネガティブ気質だからそんなのは無理!」

と、ほとんど条件反射のようにおっしゃる方もいるのですが、この先何十年も、本当に「ネガティブ体質」のままで生き続けていたいと思われますか?

どんなコンテンツを作ろうと、それは必ず自分自身を作ってしまうものです。

私はそういうことを何度か体験したので、インスタントコーヒーでも作るようにコンテンツを作ったりするのは、避けるようになりました。

長期的には害が小さくないからです。