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10分やったら2分休む

Procrastination hack: “(10+2)*5”

上記で紹介されている方法は、なんだかせわしないメソッドですが、今日からと言わず今すぐにでもできるくらいシンプルなので、先送り対策としては有効だと思います。

原文では料理のレシピのように紹介されていますので、それに沿います。

 ●必要なもの
 ・タイマー(簡単にリセットできるものがよい)
 ・10分以内でできるタスクだけを集めたリスト(GTDな人:next action限定)
 ・1時間
 ・先送り魔(=あなた)

 ●手順
  1.10分間、ひたすら1つのタスクに打ち込む(おしゃべりもダメ)
  2.2分間、休む。何をやってもOK。ただしきっちり2分だけ。
  3.1と2をセットとして5セット繰り返す(これで1時間)

 ●ポイント
 ・10分以内に終える(区切りを付ける)必要はない。とにかく進めるだけ。
 ・10分たたないうちにキリの良いところまで終わったら、すぐ手を止めて2分休憩
 ・休憩は省かずに、きちんと取る

なお、10分、2分、5セットという時間には特に根拠はないので(掛け合わせるとちょうど1時間になる、という程度)、好みに合わせて変えても良いそうです。ただし、一度決めたらそれをルールとしてきちんと守りぬくことが強調されています。

この方法のポイントは、時間を小刻みに分割することによって、いろいろと考えを巡らせるスキを与えないことでしょう。「先送りの言い訳を並べ立てるヒマがあったら…」と誰かに怒られる前に、あるいは自分でうまい言い訳を思いついてしまう前に、とにかく手を動かして始めてしまいます。いったん走り始めさえすれば勢いがついてラクになるはずです。

先送りをやっつける唯一の手段はやはり1ミリでも前に進めること。たとえ1ミリでも、進められさえすれば、もはやゼロではなくなります。

原文はこちら