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「空っぽ」になったら注文する、「空っぽ」でなければ注文しなくても良い



大橋悦夫ミネラルウォーターを定期的にネットで買っています。

銘柄は特にこだわりはありませんが、「500ml×24本入り」という形式にはこだわっています。

「1リットル×12本入り」や「2リットル×6本入り」も試しましたが、ボトルサイズが大きくなるほど価格も安くなる一方で「使い勝手」が悪くなるというジレンマに陥るのです。

特に外出するときは500mlであれば、そのままカバンに入れて出かけられますが、1リットルや2リットルとなると以下のようなボトルに詰め替える手間と時間がかかります。



確かにこの方がエコだとは思うのですが、定期的にボトルを洗う必要もあり、どうにも時間と手間が惜しく感じられるようになりました。

ジャストサイズを見つけて揃える

さらに小さい「280ml」というサイズもあるのですが、ここまで小さくなるとさすがにコストパフォーマンスが悪くなります。

サントリー 南アルプスの天然水」の場合、以下のようなラインナップがあり、100mlあたりで比較すると、なんと最大5.4倍もの価格差が生じます。

  • 280ml×24本 → 1,789円=100mlあたり 26.6円 ●●●●●●●●●●●
  • 550ml×24本 → 2,138円=100mlあたり 16.2円 ●●●●●●●
  • 1000ml×12本 → 1,754円=100mlあたり 14.6円 ●●●●●●
  • 2000ml× 9本 → 875円=100mlあたり 4.9円 ●●

※価格はいずれも記事公開時点。

2リットルはさすがに使い勝手が悪く(グラスやボトルに注ぐ・詰め替えるにしてもその大きさと重さに難儀します)、その手間賃分の安さと考えられます(余談ながら上記の計算をしてみて意外に感じたのが1リットルと550mlがほとんど価格差がないこと。

550mlの外に持ち出しやすいという機動力を考えると、1リットルはいかにも分が悪いです)。

僕自身は水は常温で飲むのが好きなので(初めは抵抗がありましたが慣れたらむしろ冷たい水が不自然に感じるようになってしまいました)、届いたダンボールのまま部屋の片隅に置いてあります。

いちいち部屋を出て冷蔵庫に取りに行く手間が省けます。

外出する際も、箱から1本取り出してそのままカバンに入れて出かけられるのも手軽で良いです。

↓ちなみに常温水を飲むようになったのは以下の本の影響が大きいです。

体は私たちがふだん感じている以上に、良質な水を必要としています。

一日最低でも1.5~2リットル程度の水分は摂るようにしてください。

ただし、水を飲むうえで気をつけてほしいのが、夏でも冷たい水は飲まないということです。

冷たいものを飲むと体温は急速に低下してしまいます。

とくに朝は、一日の中でもっとも体温が低い状態なので、そこに冷たい水を入れてしまうと、体温が下がりすぎてしまいます。

体温を下げないために、朝はもちろん、ふだんから水は常温のものを飲むようにしてください。


箱が空になったら注文する、届くまでの間は予備を消費しながら過ごす

ジャストサイズを見つけたら、ストックを切らさないようにするための仕組みです。

箱から取り出すたびに「そろそろ切れそうだから買おうかな~どうしようかな~」などと考えるのは意外とストレスです。

「今じゃなくてもいいよね? でも後回しにして切らしたらイヤだしな~」

という軽い葛藤が生じるからです。

そこで、以下のように箱の外に4本ほど「予備」として分けておくようにしています。



4本あれば1日もつので、箱が空になってもストックは切れません。

つまり、箱の中が完全に空になるまではストック切れの不安から完全に解放されるのです。

実際に箱が空になれば、これ以上に明確なサインはありませんから「よし、注文しよう」と気持ちを固めやすくなります。



水以外にも、箱ティッシュやトイレットペーパーやシャンプーなど、ストックを切らしたくないものはすべて「注文してから届くまでの間をしのげる程度の予備」を用意しておくことで、「そろそろ買い足さないとな~」というプチストレスから解放されます。

仕事においても「そろそろ」をなくす

同じようなことは仕事の場面でもあるでしょう。

「そろそろ次のミーティングを設定しないとな~」とか「そろそろ次のキャンペーンのテーマを決めないとな~」といった、始めるタイミングがあいまいな仕事は、「このタイミングで始めないとほかの仕事に影響が出る」というデッドラインが明確になっていないということですから、記録をベースに開始タイミングを決めておくことをおすすめします。

たとえば、僕が毎月開催しているセミナー「タスクカフェ」では、セミナースライドを作り始める日というものが決まっています。

「この日に作り始めれば、毎日10分程度ずつの作業で余裕を持ってセミナー前々日までにスライドを作り終えることができる」という実績に裏打ちされた公式開始日なのです。

↓このあたりについては、以下の記事で触れています。

» 取りかかりにくい仕事に効くじゅもん「終わらせなくてもOK」 | シゴタノ!

月に一度、タスクカフェというセミナーを開催しているのですが、ここで使うセミナースライドはまさにこの方法で作っています。

以下は、タスクカフェのセミナースライドを作るタスクを抽出したTaskChuteの画面です。

▼2014年7月度
tc1407-w720

▼2014年8月度
tc1408-w720

TaskChute上に「スライド作成」というタスクが現れない限りは、安心して目の前の仕事に専念することができます。

「そろそろスライドを作り始めないといけないんじゃないかな~」などと無駄に悩まずに済むわけです。