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どこでもブックマーク

さて、昨日はハードディスクのポータビリティについて書きましたが、今日はブックマークについて。

すでにご存知の方も見えるかと思いますが、僕ははてなブックマークを使っています。

 ・毎日行くサイト
 ・テーマごとに整理したいサイト
 ・後でじっくりチェックしたい話題のサイト

などをどんどん登録しています。登録の際に [ブログ関連] とか [デザイン] のようにキーワード(タグと呼ばれる)をつけておくことで、後からタグ別に絞り込み表示することができたりもします。

例えば、毎日チェックしたいサイトは [毎日チェック] というタグをつけておくとそのサイトだけを絞り込み表示できるわけです。

また、何か一言コメントを書いておくことで、後からそのコメントを対象に自分の登録したブックマークを検索することもできるので、「あー、確かこういうサイトを以前見たことがあったんだけど…」という場合でもはてなブックマークに登録してあれば、コメントをキーに見つけだすこともできます。

つまり、日々サイトを閲覧しながら気になったページはどんどんはてなブックマークに登録していけば、後でちゃんと参照できるわけです。

さらに、こうして作り上げたマイ・ブックマークは公開することもできるので、関心を同じくする人とブックマークをシェアすることもできます。

一人で見つけだしてチェックすることができるサイトは限られているので、こうして多くの人たちと一緒にブックマークを集めることで、効率よく情報を集めることができるのです。

また、例えば自分のブログが誰かのブックマークに登録された場合、その人がブックマークを公開していれば、その人がどんなコメントをつけてくれたかも当然、見ることができます。

その人にとってはあくまでも「自分のメモ」としてコメントをつけているのですが、自分のブログへの感想として読むことができます。

これについて、おもしろい記事がありましたのでご紹介しますね。

『恋はブックマーク』?ブックマーク・コメントはシャイな日本人向け?

このブログを始める前は、英語でブログを書いていたのだが、英語圏の読者はものすごく気楽にコメントを書いて来るので驚いた。それと比較すると、日本の読者がコメントを残すことはとてもまれである。エレベーターに乗り合わせ時に、「5月なのにまだ雨だね?」だとか「かっこいいTシャツですね」などと初対面の人に平気で話しかけてくるアメリカ人と、じっと黙っている(=知らない人に突然話しかけてはいけない)日本人の普段の行動の違いを見ればうなずける。

「そんなシャイな日本人には、トラック・バックが向いている」という話をどこかで聞いたことがある。しかし、「読みましたよ」という足跡を残すだけのために自分のブログにわざわざ新しく記事をおこしてトラック・バックするというのも面倒な話だし、そんなことをしていると自分のブログが「ブログ読書日記」になってしまう(そんな人は、ブックマーク・コメントで『ノ』と手をあげてください)。トラックバックやコメントに変わる、何かもっと自然に足跡を残せるような仕組みを見つけなければいけない。

そう考えていた矢先に、はてなの伊藤直也氏の今日のブログを読んでハタと気が付いた。はてなのブックマーク・コメントがまさにその役目を果たしているのだ。指摘されるまで自分でも気が付かなかったが、伊藤氏と同じく、私自身も自分の記事のブックマークにつけられた一行コメントは楽しく読んでいるのである。

(中略)

そう考えて見ると、「はてなブックマーク」に代表されるソシアル・ブックマークという仕組みは、エレベーターにたまたま乗り合わせた知らない人に話しかける習慣がない日本人にはピッタリの仕組みなのかも知れない。「あ、かっこいいTシャツだな」という素直な気持ちを、本人の目の前で口にださずに、さりげなく相手に伝えられるのだ。前に「ブログの楽しみは、ゆる?い人と人の繋がり」と書いたことがあるが、ブックマーク・コメントはまさにそれにぴったりの仕組みだ。

そもそも何かについて「楽しい」と感じることができるのは、その陰に誰かの存在があるはずです。一人でいたら退屈ですが、誰かと一緒なら(多くの場合)楽しいです。

今後は「共有する」がますます重要なキーワードになりそうですね。