海老名 久美 
３か月ほど前、「日本国語大辞典」について調べていたときに、「ジャパンナレッジ」というサイトに出会いました。これまで、辞書は、個別にアプリを購入するか「ウェブリオ」などの辞書サイトなどを利用してきました。
辞書アプリはとても便利ですし、仕事には欠かせないものなのですが、複数のアプリ間を串刺し検索できないため、ひとつひとつを個別に開いて検索するしかなく、この点で、とても不便です。
ところが、この「ジャパンナレッジ」では、会員になれば、複数の辞書や事典を使い放題できますし、複数の辞書間を串刺し検索することも可能です。最近、英英、英和辞書のほかに、国語の辞書を頻繁に調べなければならない仕事が増えたため、ぜひともこれを使いたいと思いました。
学校や図書館単位で契約している場合は、その機関を利用している人なら使えるようですが、よく見ると、個人でも契約できる「Personal」というプランがあります。正確には、２種類のプランがあります。
- JKパーソナル 月会費 1,620円
- JKパーソナル＋R 月会費 2,160円
「JKパーソナル＋R」ではアクセスできる辞書の種類が増えますが、私の使い方では、「JKパーソナル」で十分なようなので、「JKパーソナル」で申し込むことにしました。
会費や利用できるコンテンツについては、「会費・お支払い方法について」を参照してください。
契約してから、ほぼ毎日「ジャパンナレッジPersonal」にアクセスしています。Chromeではタブを固定して、再起動後も自動的にこのページが開くように設定してあります。ブラウザから利用するため、iPhoneからでも使えます。
いざ使い始めてみると、「日本国語大辞典（第二版）」を参照できることが何より助かりますし、「小学館 ランダムハウス英和大辞典（第2版）」「プログレッシブ英和中辞典（第5版）」「プログレッシブ英和中辞典（第5版）」「CAMBRIDGE英英辞典（第2版）」を串刺し検索できることは、本当に便利です。
これらの辞書や事典をすべて、個別に買い集めていたら、大変な金額になりますし、紙で買ったら置く場所に困る上、串刺し検索などできません。デジタルならではのメリットですね。
「ポケットプログレッシブ中日・日中辞典」「ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典」にもアクセスできるので、趣味の調べ物にも活用しています。
冒頭の写真は、先日送られてきた新しいパンフレットです。使えるコンテンツは、ときどき追加されたり、変更されたりしているようです。専門的な用語を深く調べる必要ができれば、いつでも「JKパーソナル+R」プランに変更できますし、力強い味方を得たような気持ちです。
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Windowsを仕事のメインマシンとして使って翻訳の仕事をしていたときは、CD版の辞書を買いそろえて、串刺し検索をしていましたが、最近はMacのみの環境ですので、Macでも問題なく使えるサービスというのは助かります。
▼海老名久美：
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
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