私がTaskChuteと出会ったのは、2010年12月のことでした。
パソコンを使って手軽に作業記録がとれるツールがほしいと思っていたところ、偶然にもこのシゴタノ!でTaskChuteを発見したのです。
なぜ作業記録をとりたかったのか?
初めの動機は、毎月末に仕事の報告書を書く仕事があったことからでした。
月末になってからその月にやった仕事を思い出すことはかなり大変だったため、毎日仕事の記録をつけていれば楽になるだろうと考えたのです。
そこで、当時はまずノートに手書きでその日やったことを記録することを始めたのです。
さらに、1日の終わりに今日やった仕事を思い出すことも大変だと気がついたことから、今やっている仕事をその都度記録するスタイルになりました。
作業記録の効用にはまりこんでいった
自分が今やっている仕事の開始時刻と終了時刻をひたすら手書きで書き出していくことは大変でした。
しかし、それ以上に作業記録をとることの効用にとても魅力を感じ始めたため、1年ほどそのスタイルを続けていました。
このとき私が感じていた作業記録の効用は次の通りです。
- 今何をやっていたのか忘れることがない
- 常に記録しているのでサボらなくなる
- 自分がやった仕事の量が可視化されるので充足感がある
- 作業時間を正確に見積もれるようになった
- 1日の見通しの精度が高くなった
記録と作業の見積もりをもっと手軽に行いたい!
作業記録の効用の中でも、1日の見通しの精度が高くなったことはうれしいことでした。
当時の私はなるべく早く帰りたいという意識が強く、今日の仕事が何時に終わるか?がわかることは重要だったのです。
一方で、作業記録に加えて、明日をシミュレートして仕事が何時終わるか?までをノートに書き出すようになると、「手書き」が大変面倒になってきました。
そこで、冒頭の「パソコンを使って手軽に作業記録がとれるツールがほしい」につながるのです。
TaskChuteと出会い、夢中になった
TaskChuteと出会ったのは本当に偶然でした。
しかし、使ってみるほどに自分がやりたい「作業記録をとる」「終了時間を知る」に最適化されたツールであることがわかり、TaskChuteにはまりこんでいったのです。
その後、当時はまだTaskChuteがあまりメジャーなツールではなかったこともあり、「この素晴らしいツールをもっと広めたい!」という意識でTaskChuteに関するブログ記事を量産することになります。
その過程でTaskChuteの開発者である大橋さんと親しくなる機会をいただき、現在に至っています。
まとめ
TaskChuteは、当時の私のように「作業記録をとりたい」「仕事の終了時間を知りたい」と考える人にとって最適なタスク管理ツールです。
「TaskChuteの存在は知っているけれど、まだ試したことがない」という方はぜひ試していただければと思います。
初めはとっつきにくいイメージを持つかもしれませんが、使うごとにどんどん手に馴染んでくるツールです。
なお、作業記録をとる習慣が全くない人が始める場合は、まず手書きでの作業記録から始めることをおすすめします。
手書きで作業記録の効用を知れば、きっとTaskChuteを使って作業記録をとりたくなるはずです。手書きと違い、ショートカットが使えて記録が大変速いですからね!
TaskChuteのダウンロードはこちらからどうぞ!
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5/11(日)に、佐々木さん(@nokiba)と二人でタスクシュートに関するトーク(約30分)を行いました。
トークに関する佐々木さんの記事はこちら↓
タスクシュート・トーク02を終えて気がついたこと | ライフハック心理学
トークの中でも私がTaskChuteを始めた理由について言及しています。それにしても、大好きなTaskChuteについて語ることは本当に楽しく、あっという間の時間でした。今後もこのようにTaskChuteの魅力について話していければと思います。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。