という記事を書いたこともある私ですが、最近は何もしない週末があってもいいと考えています。
上記の記事は、どちらかというとやる気が空回りしてしまう人のための記事であり、そもそもやる気が全く出ない人には不向きな内容だからです。
何もできない原因は?
最近、『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』を読んでから予想が確信に変わったのですが、週末に何もできなくなってしまう原因は、仕事などによる平日の疲れです。
平日が大変だったときこそ、休みのときにいろんなことをしたくなるものですが、その思考に身体と心の体力が追いついていないのです。
特に私が最近実感するのは、年を取るほどにこの傾向が強くなるということです。
私も20代の前半では、平日も休日もアクティブに活動していましたが、30歳の手前からは、平日に疲れていると休日はなかなかアクティブには動けませんでした。
何もする気が起きないときは、静かな休息が必要なときです。気晴らしをするのではなく、何もしなくても良いことを楽しんでみませんか?
何もできない間も心穏やかに過ごすコツ
何もできない自分に気分が落ち込んでしまうという方には、そうしたときにもできるだけ心穏やかに過ごすためのコツを紹介したいと思います。
それは、今自分が休んでいることの意味を考えることです。例えば、「今しっかり休んでおくことで、次の平日にはもっと楽に働けるはず!」とか、「きちんと休んで、余裕ができればいろんなことができるようになるはず!」といった考え方です。
これについては、とても参考になるマンガがありますので紹介します。
» マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷 第74回「フランクル~人が生きる3つの意味」 | 渋谷/心療内科/ゆうメンタルクリニック 渋谷駅0分 渋谷駅・精神科・東京・カウンセリング
こちらのマンガで「態度価値」として説明されている部分が参考になると思います。
(マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷 第74回「フランクル~人が生きる3つの意味」 | 渋谷/心療内科/ゆうメンタルクリニック 渋谷駅0分 渋谷駅・精神科・東京・カウンセリングより、一部をキャプチャーして紹介しています。)
まとめ
- 疲れているときは何もできなくて当たり前。
- 何もしなくても良いということを楽しもう。
- 静かに休むことに意味があることを意識しよう。
何もできないという状態にただまかせて休むのではなく、「休みが必要だから」と意識して前向きに静かな休息をとることで、身体だけでなく心の疲れもぐっととれやすくなります。
何もしない週末があったっていいのです。
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実は、どちらかというと私も「何もできないと落ち込む、イライラする」というタイプの人間なのですが、しっかり休むことの意味を考えるようになってからはずいぶん楽になりました。
特に、年をとることで自分も変化していっているのだと受け入れられたことが大きいと思います。
いつまでも若いころの記憶のままでペース配分をするのではなく、今の自分に合ったペース配分をすることが大事ですね。
ちなみに、意識的に静かに休むことを「大人の休息」と呼ぶのがマイブームです(笑)
【ここからは宣伝です】
3月9日 第1回タスクセラピー実践編(東京都)
私もコーチとして参加する予定のイベントです。今回はタスク管理初心者向けというよりは、ある程度自分でやっている人向けです。
「それなりにやっているつもりだけど、なんだかしっくりこない」「最近、うまく回らない。違和感が出てきた」
といった方、もしよろしければイベントに参加して相談ください。参加費は少し高いですが、その分問題が解決するまでは帰ってもらわないぐらいの意気込みで私達も迎えるつもりです。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。