ほんの少しツルツル、でもすべすべ、ときどきフニフニ。そんな不思議な触感のふせんが、ハイタイドの「切れるふせん」シリーズです。このふせんシリーズの紙は、石とポリプロピレンからできているそうで、指定されている方向なら、はさみを使わなくても指でまっすぐ切ることができます。その切れ方は、本当にスムーズで、一度切ってみるとクセになる気持ち良さです。
私が購入したのは、切れるふせんシリーズの中でも、カラフルで、手帳と一緒に持ち歩きやすそうな「スムースカットメモ」です。上の写真では、切ったところをめくっていますが、ここには、点線などは入っていません。めくっている感じから、質感がなんとなくお分かりいただけないかな~と思いました。
どのペンでも書ける
スムースカットメモには、「油性ペン・水性ペン・鉛筆でも滑らかな書きごこちです。」とありましたので、フリクションポイントや、STYLE FITなどで書いてみました。ほんの少しきしむ感じの書きごこちですが、ペンの発色もよく、思った以上に普通に書けました。
写真でお分かりのように、メモ全体が色分けされてはいますが、好きな場所で切ることができるので、1色ごとの太さに切ったり、数色が混ざるように幅を広く取って切ったり、自由なサイズに切って使うことができます。ふせんの台紙がスケールになっていますので、切るときの目安になって便利です。
ただし、指で切れるのは、色の帯に対して水平方向のみです。色の帯に対して垂直方向に切ろうとしても、切れないか、少しちぎれる程度で、紙自体がグシャっとなってしまいます。垂直方向に切りたい場合は、素直にはさみを使うことをお勧めします。
この切れるふせんシリーズには、正方形のバージョンもあります。用途に合わせてサイズが選べるのはうれしいですが、手帳に挟んでおけて、かつ楽しそうなのは、こちらのカラフルなスムースカットメモの方でしょうか。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。