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無駄に会社に残らずすぐ帰る人がしている7つのこと



濵(はま)中省吾私は自分以外が残業している場合でも、自分が帰りたい時間に帰るようにしています。しかし、周りよりも早く帰るとき、帰ることに抵抗感を感じることってありますよね?

私はなるべくそうならないよう、仕事のやり方をいくつか工夫しています。一言で言うなら、「気持ちよく帰るための準備をしておき、やることをやってさっさと帰る」です。

  • 1.朝イチに今日やることを決める
  • 2.午前中にやることをやる
  • 3.お昼に進捗状況を見直す
  • 4.その日すべきことを常にリスト化しておく
  • 5.長期計画には見通しをつける
  • 6.できたことは記録として残しておく
  • 7.普段から周りの仕事の進捗を確認しておく

1.朝イチに今日やることを決める

この際、「今日必ず」と「今日やっておきたい」は別リストとして書き出しておくことがポイントです。

別のリストにして区別しておくことで、一日の計画の修正が必要になった場合に、「今日必ず」に集中すればよいので修正が楽です。

なお、私は今日やることの管理にはTaskChuteを使っているので、Mode機能を使ってそれぞれを色分けしています。

2.午前中にやることをやる

今日やることは、やる気のストックが多い朝のうちに終わらせるようにします。

朝のうちに今日すべきことを終わらせられたなら、後は帰る時間まで明日以降の準備をしたり、前倒しで仕事を進めるだけの状態になります。

こうして今日やることが終わっている状態にし、明日の準備や次への備えもしっかりとやった後であれば、気持ちよく帰ることができます。

3.お昼に進捗状況を見直す

半日経つと状況ががらっとかわってるというのは、会社員ならよくあることですよね。

そのため、お昼前、あるいは昼イチに仕事の進捗状況を見直すようにしています。

朝に計画した通りにはいかないとわかったら、「今日必ず」のリスト消化に集中するようスケジュールを組み直します。

昼も思うようにいかなかったら、17時前にもう一度状況を確認します。そしてまたスケジュールを組み直します。この場合、「今日必ず」以外の仕事は今日やらないつもりで修正します。

4.その日すべきことを常にリスト化しておく

今日やることを朝に決めるといっても、自分の仕事の期限管理ができてないと、すぐにリストをつくれません。

そのため、「〆10/30-○○についての報告書作成」といった感じに、期限とやることを記載したデッドラインリストを持つようにしています。

新しく仕事を受けたら必ず期限を確認し、すぐにこのデッドラインリストに追記していきましょう。

5.長期計画には見通しをつける

完了まで数日かかる仕事などの場合、先の見通しがないと毎日全力で働き続けることになります。

見通しをつけるには作業を分割します。作業を分割した後、最終デッドラインから各作業のデッドラインを積み上げていきます。

「この日にここまでできればOK」という見通しがつけば、その日にそれさえできていれば気持ちよく帰ることができます。

6.できたことは記録として残しておく

今日できたことは、割り込みの仕事も含めて記録していきましょう。そうしておくと、思うように仕事が進まなかったときにその理由を分析できます。

なぜできなかったのか?それが割り込み過多によるものであれば仕方がないですし、はじめから無理なスケジュールだったのかもしれません。

一日の終わりに自分を納得させてあげることが、気持ちよく帰るためには大事です。

7.普段から周りの仕事の進捗を確認しておく

早く帰るとは言っても、あまりにも周りの状況に無関心なのも考えものです。

日頃から直接話をしたり、CCで届くメールを見たりして、周りの仕事の進捗状況を確認しておき、助けが必要そうなら自ら申し出ることも大切です。

これは、割り込み(周りの人のヘルプ)によって自分の計画が乱れることを防ぐ目的ですが、結果として早く帰っていても気を悪くされない効果もあります。

結局は気分の問題

周りが残業している状況でも「今日は早く帰ってもいい」と自分を納得させることができれば、気持ちよく帰ることができます。

ですから「帰ってもいい」と自分が思える材料をできるだけ積み上げておくことが大事なのです。

そのためにやることが「今日やること」を先にやることであり、できたことの記録をつけることなのです。

「どうすれば自分は納得するのか?」は人それぞれですので、「なぜ自分は帰りづらいと思っているのだろう?」と疑問を持ち、それを解消していくことが近道だと思います。

▼編集後記:
濵(はま)中省吾

記録があると、仮にこなしている仕事量が記録なしの時と同じで少なく感じても、どういう行動をしていたかが記録からわかるので、なぜこの仕事量だったかが腑に落ちるのです。

↑は最近出版されたとゆさん(@toyu3)の本からの引用です。まさに今回紹介した6番のことですね。

まだ途中までしか読めていないのですが、この他にも「繰り返しやることのちょうどよい感覚は自然と決まる」など、こういった行動記録を残す利点についてわかりやすくかかれており、この先の内容にも期待しています。

» メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術 マニュアル通りじゃないから続けられるタスク管理のコツ26箇条 (impress QuickBooks)[Kindle版]



▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。