前回の記事は、一人でタスク管理を続けるのがつらくなってきたなら、勉強会やセミナーに参加してタスク管理仲間を見つけようという記事でした。
» 一人でタスク管理を続けるのがつらいなら、仲間をさがしてみよう 【場の紹介も有ります】
しかし、住んでいる地域によっては、そう簡単に勉強会やセミナーに参加できない場合もあると思います。今回はそのような場合で仲間をさがす方法をご紹介します。
1.タスク管理に関するブログを書いてみる
書いてみる内容は、現状のタスク管理に関する記録や悩み、成長を実感できたとき、気に入っているやり方やツールなどを書いてみると良いと思います。
ブログで自分のタスク管理について書き出してみることの効果は主に2つです。
1つ目は、書き出してみることで自分のタスク管理についてより理解が深まること。
2つ目は、それがブログ記事として世の中に出ることで、誰かの役に立ったり、交流のきっかけになることです。
1つ目の効果はただ日記をつけるだけでも得られますが、2つ目の効果はブログだからこそです。オンラインで仲間を探すには、交流のスベース(ブログ)を自分で持っておくと大変良いです。
なお、Evernoteを使って手軽にブログを更新できる「Postach.io」というサービスもありますので、ご参考まで。
・Postach.ioノートブックの中にある
・「published」というタグが付いたノートが
・ブログ記事として公開される
via R-style » Evernoteをアウトプットツールへと変身させる「Postach.io」
2.Twitterをはじめてみる
ブログはちょっと敷居が高いと感じている方なら、Twitterもおすすめです。
Twitterでタスク管理の試行錯誤や悩み、自分の考えをつぶやいてみることで、ブログを書くことと似た効果が得られます。
さらに、Twitterでタスク管理を行っている人たちのアカウントをフォローし、その人達の発言を見てみたり、話しかけてみるのも良いです。
得られるのはタスク管理に関する情報とは限りませんが、他のタスク管理をしている人たちも案外悩んでいたり、普通の人なんだなと知ることができて安心すると思います。
こちらに私が把握しているタスク管理をしている人たちをまとめたTwitterのリストを用意しましたので、一度ご覧になってみてください。
3.タスク管理に関するブログの記事にコメントを残してみる
Twitterで記事についてコメントをいただくのもうれしいですが、やはり記事の著者は直接コメントをいただくことがうれしいのです。
ブログ記事に直接コメントを残せば、Twitterよりも返信をもらいやすいですし、投稿する側もTwitterで直接話すよりは気が楽だと思います。
その後、それをきっかけにTwitterなどでもやりとりすれば、普段から話しやすい関係になるでしょう。
4.思い切って遠くの勉強会・セミナー行ってみる
気になる勉強会・セミナーがあるのなら、遠方から思い切って行ってみるのもありです。
私の知る事例では、大阪から静岡の勉強会に参加したときの出会いがきっかけで、まるで別人になったかのように輝きだした人を知っています。
また、沖縄から東京のセミナーに参加し、とても満足して帰られ、その後講師とメールのやりとりをしている方も知っています。
現代では、一度リアルで繋がってしまえば、あとはネットで気軽にやりとりをすることができるので、「一度会っただけ」でも無駄な経験になりません。
そして、リアルで会ってからネットでのやりとりに発展させる際には、自分のブログやTwitterアカウントなどがあるスムーズです。
なかなか勉強会やセミナーに参加できない人にブログとTwitterをおすすめするのは、こういった理由もあるのです。
タスク管理に関係するブログの例
タスク管理を行っている人たちが運営しているブログで、参考になりそうなブログをいくつかピックアップしてみました。
他の人達がどのようなスタイルや内容でブログを更新されているのか気になる方はぜひチェックしてみてください。
- タスクセラピー
- アシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集-
- jMatsuzaki
- 純コミックス
- EX-IT
- このまま一生β版 – GTDを仕事とプライベートに活用しよう
- たすかんOS | change high performance OS
- とゆメモ
Follow @Surf_Fish
私自身が静岡に住んでいることもあり、タスク管理についてブログ記事を書いたり、Twitterで発言してみることは、自分の成長と仲間作りにとても役立ちました。
タスク管理を始めた当初は、自分がタスク管理のセミナーで講演したり、本を出版することなどは全く考えていませんでしたが、ブログをきっかけとしてこれらの活動の機会をいただけたということも興味深い事実です。
おすすめの1冊:
岡野純さん(@jun0424)の新刊を読みました。これはまさに超入門書と言ってふさわしいと思います。
ご自身の娘さん(5歳)に実践させている描写がある上、15分程度で読める「マンガ」ですから、タブレットにこっそり入れておけば家族が読んでくれるというのも良い点です。無理強いすることなく家族にタスク管理を紹介できますね(笑)実際、うちの妻もこっそり読んでいたようです!
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。