※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

音楽を聞く楽しみをちょっと増やしてくれる「Soundtracking」

海老名久美

音楽は、私の毎日の生活に欠かせない存在です。朝は、「Sleep Time」というiPhoneアプリにセットしたお気に入りの音楽で目覚めますし、仕事中や移動中にも、何かしら音楽を聞いています。

iMacで作業をしているときは、Last.fmというサービスのScrobblerというソフトウェアを使って、iTunesで再生中の曲の情報が、自動的にLast.fmの自分のページにアップロードされるように設定しています。再生回数などのデータを眺めるだけで、何をどうするわけでもないのですが、なんとなく自分の好みの変化が分かって楽しいのでやっています。

Last.fmにはiPhoneアプリもあるのですが、iPhoneで曲を聞いている時は、聞いているすべての曲のデータを送りたいというよりは、今聞いている曲を明示的に知らせたい、ということがよくあります。その場合に便利なのが、Instagramの音楽版とも言われる、Soundtrackingというサービスです。

▼公式サイト:
SoundTracking

▼iPhoneアプリ:
SoundTracking

▼Androidアプリ:
SoundTracking – Google Play の Android アプリ

公式サイトのトップページには、「Recently Trending」として、ワールドワイドで現在人気の楽曲が一覧表示されているので、なんとなく雰囲気が分かるかもしれません。下は、iPhoneアプリのトレンド画面です。

Soundtracking 1

試聴先がヒットしなくても投稿できるようになった

聞いている曲をSoundtrackingに投稿する場合は、アプリの画面下部中央にある「+」アイコンをタップすると表示されるヘッドフォンのアイコンをタップします。すると、自動的に再生中の音楽に関する情報の検索が行われ、iTunesで試聴可能な場合は、ジャケット写真に再生ボタンが付いた状態で、曲の情報が表示されます。

Soundtracking 2

コメント、位置情報、写真などを、必要に応じて追加し、Soundtracking以外の投稿先を、Facebook、Twitter、Foursquare、Instagramから選択して、「投稿」ボタンをタップすると、投稿の完了です。曲情報を投稿すると、Soundtrackingのフィード上には必ず表示されますが、TwitterやFacebookといったSNSへは、投稿時にオン/オフを切り替えられるほか、Soundtrackingに投稿後でも、シェアすることができる点が気に入っています。

Soundtracking 3

以前は、ここで、試聴先が見つからない音楽については投稿できなかったのですが、2013年8月に行われたアップデートで、試聴先が見つからなくても、音楽情報を投稿することができるようになりました。これにより、自分のフィードを自分で眺めるのも楽しくなりましたし、他の人が投稿している曲の種類も爆発的に増え、新しい音楽に出会う楽しみが増えました。

気に入った曲は、iTunesにジャンプしてすぐに買えるのも魅力なのですが、日本のiTunesストアでは購入できない曲も多いのがちょっと残念です(ただ、リンク先が米国のiTunesストアになっているから買えないだけで、日本のiTunesストア上で、個別に検索すれば買える曲もあります)。

米国発のサービスのため、日本では利用できない機能も多いのですが、Instagramのように、フィードに並ぶジャケット写真を眺めたり、友人が聴いている音楽を試聴してみたり、自分の履歴を眺めてふむふむとなったりするようなことを楽しめる人には、とてもお勧めです。

▼編集後記:
海老名久美



Soundtracking上に、アルバムのジャケット写真がズラッと並んでいるのを見ると、最近ではあまりしなくなってしまった「ジャケ買い」をしたくなるから不思議です。


▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。