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休日にしっかりストレスをふり払うためのTaskChute活用術

By: Sarah_Ackerman – CC BY 2.0


佐々木正悟 休日は十分に休めていますか?

まもなくやってくるお盆に限った話ではなく、私達は時間の長さに関する正確な感覚を持っていないので、1日でできることも一週間でできることも、誤って見積もりがちです。

十分に休んだ上で、遅れている読書も取り戻して、よい習慣を作る仕組み化までこのお盆中に成し遂げよう、などと思っていると、休むことすらままならずに終わって、自責の念に駆られることになります。

今回はとにかく「休んでストレスをふりほどく」ことだけに専念してみてもいいかもしれません。

繰り返し「休む」

TaskChuteというツールが、そして「タスクシュート式」が、他の仕事術やツールととにかく違っているところは「リピートが中心」であるかどうかです。

タスクシュートはリピートを管理することが中心です。生活も仕事も繰り返しが圧倒的なわりあいを占めているからと考えているわけです。

「休日の管理までタスクシュートでやるなんて、息がつまる」と思う人も多そうですが、それでも大きなメリットがあります。タスクシュート式にやれば「やったことを容易に繰り返すことができる」のです。

休日のたびに確実に休み、そうすることでストレスから徐々に、確実に解放されるようにする。

これをやるにはタスクシュートが、他のいかなるツールに比較しても、他のいかなる考え方に比較しても、有利です。なぜなら「狙ったことを繰り返す」ことを、とことん自動化できるように補助してくれるツールだからです。

多くの人が休暇を、特に長期休暇となると、それを一回性のもののように考えがちです。「今度の休暇は何をしよう?」という決まり文句がそのことをよく物語っています。今度のお盆は、今年23回目の、上手に休む挑戦だ、と考える人は非常に少ないのです。

しかし、意図的に同じことを繰り返せば繰り返すほど、なんでも上達できます。車の運転、水泳、原稿執筆、なんでもそうです。「休んでストレスから解放される」のも同じです。意識的に繰り返すことです。「意識的に休んでストレス解放を目指した」のが今回で二度目なら、初めての時よりも圧倒的にうまくできるでしょう。

まず「休む」

タスクシュートの他の特徴として、時間帯というコンテクストを全てのタスクに割り当てることがあげられます。

原則的に、最重要タスクを置くべきコンテクストは、1日の最初です。今後私はこの時間帯にやることをファーストタスクと呼びたいと思っています(今まで一番最初にやるタスクのことを指していましたが、それだとファーストタスクが「トイレに行く」になりかねないのです)。

ファーストタスクに「休む」を置いてみましょう。寝るのとは違います。起きて、休むのです。

この間、できれば何もしないことを試みてみます。スマホを見たりパソコンを見たりせず、英語の勉強をしたり映画を見たりマラソンしたりせず、とにかく「休む」のです。

休日には、ファーストタスクで「休む」。これを休日のたびに繰り返す。タスクシュートはこうした設定が得意です。

おそらくこれをやるといろいろな発見があると思いますが、中でも大きな発見になると思われるのが「これまではいつ休んでいたのだろう?」と思うことです。

休み時間が終わったら(時間の長さは任意です)、あえて休みを取った所感を記録に残してみましょう。それを申し送り事項として、次回以後の「休み」に送ります。

以上だけなら、タスクシュートでなくてもできる、と思われるでしょう。たしかにできます。しかし、

  • 繰り返しを設定し
  • 開始時刻が決まっていないタスク(起床時刻は任意です)をファーストタスクとし
  • その記録を繰り返し残す

という方法を実践するには、タスクシュートが圧倒的にやりやすいはずです。後から振り返れば「自分がどのようにしてストレスから解放されるマスターに成長してきたか」もわかります(カレンダーだとこれがわかりにくいし「休憩」の開始時刻が決まってしまう)。

あなたがフリーランスでもサラリーマンでも、休日を利用してストレスから解放される方法が身について、悪いことはないはずです。

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