最近、よく使うデバイスの1つが、Kindle Fireです。
「カラー版コミックを快適に読みたい」と思って購入しました。
すでに持っているデバイスとの兼ね合い、用途、金額を検討した結果、HD版ではなく、単なるKindle Fireにしました。
Kindle本が読めるモバイルデバイスは、すでにいくつか持っています。
- iPhone 5
- iPad(第3世代)
- Galaxy Note
- Kindle Paperwhite
カラー版コミックを読もうと思ったとき、これら4つのデバイスでは、「快適に読む」という観点から考えると、どれも帯に短し襷に長しなのです。
まず、iPhoneでは画面が小さすぎて、目が疲れます。
また、メールやツイッターやタスク管理などの他の用途でも使うため、アプリを行ったり来たりすることになってしまい、面倒です。
iPadでは、重すぎます。
片手で持っていられません。
Galaxy Noteは、普段、ちょっと使うには良いですし、画面もiPhoneより大きいので見やすいですが、アプリで本を読んでいると、しょっちゅう落ちるのです。
3回も落ちるとイライラして、本を読む気分ではなくなります。
Kindle Paperwhiteでは、言わずもがな、カラーの本は読めません。
そして、Kindle Fire HDにするかどうかを悩んだとき、RetinaディスプレイのiPadがあるから、高い解像度は不要、という結論に達しました。
» Kindle Fire – Amazonの7インチ・タブレット
ニーズにぴったり合う道具
Kindle Fireが届いて実際に使ってみると、400gという重さは、片手で持つには少々重かったですが、Paperwhiteよりも動作が早いため、ページめくりがスムーズで、Kindleで本を読むスピードが上がりました。
また、Retinaディスプレイに慣れてしまった目に、Kindle Fireのディスプレイがどう映るか心配でしたが、まったく問題ありませんでした。
たしかにRetinaディスプレイと比べれば「荒いな」と思いますが、それは、本を読む上では大きな障害になりません。
とにかく、使っていて、
「自分のニーズにぴったり合った」
という気持ちが強く、各所で勧めてしまうほどです。
難点はバッテリーの持ち
Kindle Fireのバッテリーは、仕様によると連続9時間持つようですが、これが思った以上に短く感じます。
Paperwhiteのバッテリーの持ちは、本当に良いので、その感覚でいたら、読みたいときにバッテリー切れで読めなかったという悲しいことになりました。
常にWiFiに接続していることもあり、ほぼ毎日充電が必要です。
慣れれば、どうということもありませんが、毎日充電が必要なデバイスが増えてしまいました。
自分のニーズの隙間を埋めるような形で買ったKindle Fireなので、使うのは当然なのですが、想像以上に出番が増えて、Paperwhiteを触らなくなってきました。
» Kindle Fire – Amazonの7インチ・タブレット
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。