※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

何度も思い出すのが嫌だからリストを作る

五藤隆介
思い出すのって、結構大変です。

たとえば、10人集まって飲み会をして、翌日誰が来てたっけな、って思い出そうとすると、もうダメです。絶対詰まります。

こういう「特定のリスト」を漏れなく思い出すと言うことは(少なくとも私には)とてつもなく難しいです。

この、思い出すという行為。アタマの訓練にはいいかもしれません。しかし、常日頃からアタマの訓練をしよう、などという殊勝な心がけは持っていません。私は。



だからリストを作る

だからリストを作ります。

どんなことでも、とりあえず思いついたらリストを作ります。

リストを作るのって結構メンドくさいんですが、2回使えばもうメンドくさいモトは取れます。

よく使うリストほど、気合いを入れて作っておくと、便利度が増します。

リスト具体例

たとえば、私はこんなリストを作っています。

  • 普段の持ち物
  • 旅行の持ち物
  • 見たい映画とかDVD(レンタル屋で力を発揮)
  • 読みたいマンガ(漫画喫茶で力を発揮)
  • カラオケで歌いたい曲(カラオケで略)
  • いつも買う食料品(スーパーで)
  • いつも買う消耗品(スーパー)

個人的に、スーパーで買いたいもののリストは重宝します。
毎回毎回「これ無くなったから買わなきゃ」と思い出さなくても、普段使う一覧があれば「あ、これ無くなってた」っていうのは思い出せます。出来るだけ細かく、商品名まで書き出しておいたりすると、便利だったりします。

そして、もうちょっとマジメに、普段仕事とかで使えるかもしれないようなリスト。

  • いつもする仕事の一覧
  • いつもする仕事の手順
  • 担当してる顧客の一覧

たぶん、なんでも、どんな事でもリストに出来ます。

このあたりは、職種、業種によってまちまちだと思いますので、一般化はちょっと難しいかもしれませんが、2回以上思い出す事がありそうな一覧は、一回作っておけばまず損はないと考えています。

一覧を作るだけで、あと何やるんだっけな?なんてメンドくさい思いが格段に減ります。そして、忘れていたことを思い出せたりもします。

リストを使い回すならやはりデジタル

苦労に苦労を重ねて、メンドくさい思いを乗り越えて作ったリスト。

こんな頑張った成果を一度だけのものにしてしまってはもったいない。

何度も使い回すためには、やはり「デジタルデータ」として保存しておきたいです。もちろん、紙に書いてあるリストの方が便利なこともあるでしょう。それだって、パソコンで書いたものを印刷すればいいから、原本はデジタルにしておきたいです。

あとはどんな「デジタルツール」を使うか、ですね。

スーパーリスト管理ツールとしてのEvernote

チェックリストを作るようなサービスはいっぱいあります。そして、せっかくなら、作ったリストは色々な環境で見られるようにしておきたいですから、流行の「クラウド」なサービスを使いたいですね。

有名どころで、Remember The Milkだとか、check*padなどがあるでしょうか?

自分が使いやすければツールはなんでもいいのですが、私は「Evernote」とiPhoneアプリ「Egretlist」の二つを組み合わせて、一回作ったリストはだいたいどこでもすぐに見られて便利だぜ、という状態にしています。

Evernote 3.4.0App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2010/11/12


Egretlist 1.6.2App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.2 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: ¥350
更新: 2010/08/30

Evernoteチェックリスト活用例

Evernoteに「チェックリスト」というノートブックを作るだけ。Evernoteだけならそれで完了です。

ただ、外で項目を見たいようなものはEvernoteだけではとても不便。見にくいし、探しにくいです。

そこで、iPhoneの専用アプリの出番。

Egretlistというアプリは、Evernoteの中の「チェックボックス」がついている項目だけを同期してくれます。これが出来るだけで割と便利と言えば便利なのですが、これもまた項目が多いと非常に一覧性が悪いです。
1000000287

で、よく使う項目だけ「スター」をつけておきます。
1000000288

1000000289

こうすれば、外で見たいリストはEgretlistで割と快適に。パソコンの前にいる時はEvernoteアプリで割と快適に。
いつでもどこでもチェックリストを有効に使ってやることが出来ます。

まとめ

今回の記事は「シゴタノ!でこんな事を書いてみたらいいんじゃないリスト」からテーマを選んで書きました。

思い出すことに労力を使ってメンドくさい思いをするよりも、一度リストを作るというメンドくさい思いさえ乗り越えてしまえば「メンドくさい」は一回きりで済ませることが出来ます。

また「これはもうリストにしてあるぜ。だから必要になったらリストを見ればいいんだ」という安心感。

GTDにも通じる「アタマがすっきりした状態」になるためにも役立つものだと思っています。

▼今週の一冊


GTDってなに?なんか聞いたことあるけどよくわからん。

そんな人に一度読んでみて欲しい本。

おおざっぱに言えば、気になっていること全部のリストを作ろう。というのが、GTDが提唱している方法です。

GTDが勧めていることは一見「すごくメンドくさい」事なのですが、だまされたと思って一度マネしてみると驚きます。メンドくさいを一発で吹き飛ばす凄い効果が出ます。

▼編集後記:
五藤隆介
一週間に一回、シゴタノ!に記事を書かせて頂いておりますが、一週間が早いです。昨日記事を書いたと思ったらもう次の記事の締め切り。なんだかそんな気分。


▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。