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いざとなるとできなくなる仕事を進めるためには、考える時間の余裕を取る

佐々木正悟 こちらの記事に、ブログを書くことだけではない、とても大事な話が書かれています。

» ブログを続けるコツは忙しさに喜びを感じないこと | モンハコ

ブログを書くという行為に必要な時間と言われると、文章を書く時間ばかりを思い浮かべてしまいがちですが、実際はそれよりも大事なのはブログについて考える時間なのかなと感じています。

(以下、引用はすべてこちらの記事より)

話が「ブログ」限定になっていますが、これは「いざとなるとなかなか進めにくくなるすべての仕事」に当てはまります。

「いざとなるとなかなか進めにくくなるすべての仕事」とは?

得体が知れない「時間を喰う」仕事というものがあります。

たとえば苦手な人にとって「プレゼン資料作成」という仕事がそれです。

「なんでそんなのに3日もかかるの? 30分あれば作れるでしょう?」

こういう心ない言葉を(心ない口調で)投げる人には、わかっていないのです(わかっているのなら、なおたちが悪い)。

作成手順と、最終的に満たすべき基準を満たしうる条件まで含め、見通しが立っているなら、資料作成自体にかかる時間は、せいぜい30分でしょう。

しかし、どういう資料を作成すれば、「恥ずかしい思いをせずプレゼンをこなす」ことができ、結果に満足してもらえるかがわからないうちには、資料作成をスタートさせることができない。

スタートまでにかかる時間が、読めないのです。

30分を20分に短縮するよりもまず、3日を1日に短縮する

よくブログを書けないことの解決策として、「時間がないなら、iPhoneでブログ書こう」とか「ネタの見つけたはこうしよう」的な話になります。

個別のテクニックにはそれぞれ意味はあるのですが、根本的にブログを書けないという場合、ブログのことを考える時間がそもそも足りていないというのが実感です。

つまり、「個別のテクニック」によって「文章を書く時間そのものを短縮する」という話は、上のプレゼン資料作成でいえば、資料作成自体にかかる時間を短縮するための知識のことなのです。

そういう知識そのものにも意味はあるわけですが、作成にかかる30分を20分にするよりもまず、3日悩んでしまうところを1日にする方が、どれほどメリットが大きいかしれません。

どうすれば、そういうことができるか?

私の場合、仕事のスケジュールがタイトになり、他のことを考える余裕が精神的になくなったときのほうがブログを書くことに苦労します。ブログのように、いわゆる知的生産といわれる作業はある程度、精神的に余裕がないと出来ないのです。

だからスケジュールにはできるだけバッファを持たせるように意識しています。

1つの解決策は、このようなことになるでしょう。

「書く時間」を確保するだけでは、書けない

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上の図のように、「これだけあればブログが書ける」という「書く時間」を確保するだけですと、実際には「スタート時間が来た瞬間に書き出す」ことが要求されます。これだとよほど書き慣れていても、書けない日が出てきます。

あるいは、まったく意味のない記事を上げるはめになりかねません。

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ですからこの図のように、仕事と仕事の合間にブログのことを考えられるくらいの余裕が、必要なのです。

そしてこれは、苦手な人にとっての「プレゼン資料作成」についても言えることです。