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Evernote仕事術が発売になりました



佐々木正悟 東洋経済新報社さんより『Evernote仕事術』を刊行させていただきました。発売日は昨日(1/30)ですが、店頭に並び出すのは2月の頭くらいからになるかもしれません。

すでにEvernote本はかなり出てきていますが、この本を書こうと思ったのは、いつもの通りとりあえずは出版社さんから依頼を受けたからですが、「仕事術に特化したEvernoteの本はまだ極めて少ない」と指摘され、そう言えばそうかも、と思ったからでした。

そこではたと思ったのですが、「だいたいEvernoteって仕事で使えるのか?」といわれる可能性は十分にあるわけです。私自身が仕事で使っているので、こういう疑問にたどり着きにくかったのですが、まずは「仕事で現に使っている実例」からはいろうと思いました。

いきなり実例集から


シゴタノ!連載人の1人、岡野純さんに、このようなダイジェストコミックを書いていただきました。たいへんありがとうございます。
※本書自体はふつうのビジネス書でコミックではありません。

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冒頭の実例集の一例に、大橋悦夫さんのEvernote活用術をインタビューしました。

いきなり実例集から始まっているのは、Evernoteを仕事で活用している人がいるという事例が、「仕事で使えるか?」への解答として一番ダイレクトだと思ったからです。「使えます、なぜならば・・・」などと書き起こすより、このほうが強力です。

もちろん読書記録は大橋さんの仕事に役立つ事例です。するべきは読書記録というわけではなく、自分の仕事に役立つ記録を残せばいいのは当然です。

紙のノートに「挫折する」人へ

本書はEvernoteの本ではありますが、私としては別に、Evernoteユーザーをさらに拡大したい、という思いはそれほどありません。そういうインセンティブは今や持ち合わせておりません。

ただ、これは「はじめに」にも書いた事ですが「理想のノート」に憧れに似た気持ちを抱いている方に、Evernoteを試してみて欲しいと思っています。

年末にあふれる創意工夫の限りを尽くした手帳類と、書店に繰り返し登場するノート術の本が示していることは、いろんなノートといろんな万年筆に散財させるだけの魅力が、ノートにはあるということです。

幻想かもしれないけれどそういうノートに魅せられている人が、理想のノートを携えて仕事ができたら、仕事への意欲も違ってくるのではないかと思うのです。

ただそれは、たいていの人にとってはけっこう難しいのです。すでにアナログノートが十分に充実している人に、別にEvernoteをオススメしようとは思いません。

でも、絵が下手だ、字が汚い、そんなにマメではない、というひと。あまり自分のノートを見返したくないという人に、Evernoteを試してみる価値は十分あると思います。

もしも仕事に役立てば、ノートをさらに充実させたいと思うようになるでしょう。仕事の記録が整然と残って、悪いことはありません。利便性だけからでも入ることで、結果として「理想のノート」が手元に残ったら、いいのではないかと思います。

▼編集後記:
佐々木正悟



» Evernote仕事術


というわけで『Evernote仕事術』(東洋経済新報社)絶賛発売中です。
どうぞよろしくお願いします。