大橋 悦夫 
iOS 9 から（iOS 8からでした）、日時の入力がきわめてラクになった。
これまで「3月4日」と入力したい場合、以下のステップが必要だった。
- 1．数値入力モードに切り替える
- 2．「３」をタップ
- 3．かな入力モードに切り替える
- 4．「か」 → 「つ」と入力（濁音を入れなくても「月」が候補に現れる）
- 5．数値入力モードに切り替える
- 6．「４」をタップ
- 7．かな入力モードに切り替える
- 8．「に」 → 「ち」と入力（「ひ」でもいいが「にち」のほうが確実）
もちろん、かな入力モードのまま、
- 1．「さんがつよっか」と入力する
だけでもOK（「3月」と「4日」の2回に分けて変換および確定）。
ただ、いずれにしても、入力に手間がかかる。
それが、iOS 8 になると、
- 1．数値入力モードに切り替える
- 2．「３４」を入力
これだけで、候補に「3/4」と「3月4日」が現れる（使用アプリは「FastEver 2」）。
「１１１」と入力すると、「1月11日」と「11月1日」の両方が現れる。
さらに、現在日時を起点にした以下のような変換も可能。
▼「きょう」
└10/11
└2015/10/11
└10月11日(日)
└2015年10月11日
└平成27年10月11日
これは、ATOKシリーズ（PCアプリ）に肉薄している。
以下はATOKで「きょう」を変換したときに現れる候補。
さらにさらに、時刻もいける。
▼「９０５」
▼「３４５」
▼「１３０８」
このような時刻の変換については、同じことはATOKではできかった。
その他、いろいろ試してみたので、列挙しておきます。
▼「あす」
▼「あさつて」（「みょうごにち（明後日）」はNGだった）
▼「しあさつて」（「さきあさって（先明後日）」と「みょうみょうごにち（明明後日）」はNGだつた）
▼「こあさつて」
▼「きのう」
▼「おととい」（「さきおととい（一昨昨日）」はNGだった）
▼「せんげつ」（「September」や「長月」も候補に現れる）
▼「らいげつ」
▼「さらいげつ」
▼「ことし」（和暦や干支、絵文字も候補に現れる）
▼「らいねん」
▼「さらいねん」（みょうみょうごねん（明明後年）」はNGだった）
▼「さくねん」
▼「いつさくねん」
▼「おととし」
▼「さきおととし」
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