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優先順位を決めるのは「未来の自分」のため

By: The Magic Tuba PixieCC BY 2.0


仕事の優先順位を決めるうえでは、まず「人に関わる仕事」を優先する。
残りは「人に関わらない仕事」すなわち「自分一人で進められる仕事」になる。

次に「人に関わる仕事」の中での優先順位を決めるには、それぞれの仕事の担当者の顔を思い浮かべて、もっとも困らせたくない(あるいは怒らせると恐い)人を、困らせたくない(怒らせたくない)順に並び替える。

これで、無用に人を困らせたり(怒らせたり)することなく、心穏やかに仕事を進めることができる。
なお、「人に関わる仕事」の「人」には「未来の自分」も含まれるので、「自分一人で進められる仕事」もしかるべき優先順位に収まる。

人を困らせたり、怒らせたりすることによって被害をこうむるのはほかでもない「未来の自分」である。
未来の自分を困らせないようにするにはどうすればいいか、という視点で考えると今すべきことが見えてくる。

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クライアントのメルマガを代筆している場合には、原稿がライターから届いたらクライアントにチェック依頼のメールを送ります。また、ライターから追加取材の依頼があれば、すぐにクライアントにアポイントをとるようにしています。そして、人と関わる作業を終えた後で、自分ひとりでできる作業に没頭するのです。

人と人の間に立って仕事をする場合には、レスポンスはできるだけ早く。これが作業の流れを滑らかにする秘訣です。

誰にも「気が重い作業」があるものです。しかし、いつかはやらなければならないのだとしたら、時間とパワーがあるうちに片づけてしまったほうが良いのではないでしょうか?

優先順位をうまくつけられずに悩んでいる人は、自分が関わっている案件をひとつひとつ思い浮かべてみてください。それぞれの案件の登場人物と、各工程にかかる時間、作業のボリュームが見えてくれば、おのずと優先順位が決まるはずです。(p.36)


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