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没頭スイッチをオンにする

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みんなが勘違いしているのは、集中力というと力がはいって「やるんだやるんだ」という状況だと思っているという点です。実は「やるんだやるんだ」という気持はヘンな力みを生むので必要ないんです。
─片山右京(レーサー)


力には2つの種類がある。1つは意識して発揮する力。もう1つは気づいたら発揮している力。

意識的して発揮する力より無意識に生み出される力の方が、自分ではたやすく発揮できるのに、他人には簡単には真似ができないという意味でより強い力だと言える。

最初は「やるんだやるんだ」という意識のブースターが必要かも知れないが、最終的には心に波風を立てずとも自然にスイッチが切り替わって、気づいたら集中している、もっと言えば没頭状態に入り込んでいることが望ましい。

ごうごうと音を立てて燃えさかる赤い火柱よりも、静かに熾(おこ)る青い燐火(りんか)の方がずっと熱い。

そういえば以下の本も「集中力」ではなく「集中術」となっている。

» 最強の集中術