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無理をしない

ヨーロッパの救急車や消防車、パトカーなど、緊急出動車はたいてい青いライトを使っています。それはなぜでしょうか。

第二次世界大戦中、ゲシュタポは連合軍の爆撃機を避けるため、灯火管制されたドイツの街で目立つことのないよう、青いライトを使い始めました。青い光は、暗闇で一番見えにくいからです。それを他国の警察機関が真似て採り入れ、終戦後もそのまま残っているのです。実に非論理的ではありませんか。

『スウェーデン式 アイデア・ブック』より


スウェーデンの一部の街では、レモンイエローの救急車や消防車が走っているそうだ。この色は昼夜問わず目立つというのがその理由。

夜更かし生活より早起き生活の方が良いとはよく言われるが、仮に早起き生活が習慣化したとしても、早起き生活が自分にもたらすメリットがさほど魅力的に感じられなければ、無理に続ける必要はない。他の習慣でも「体に良いはずだから」とか「勉強になるはずだから」という半ば強迫観念に近いプレッシャーを自分で自分に与えながら走るのでは長くは続かない。

それでも続けてしまうのは、このプレッシャーが自分では気づけないことが多いためだと思われる。

» スウェーデン式 アイデア・ブック