この最初のコマが「イリュージョン」です。
イリュージョンというのはもちろん存在はしません。存在はしませんが現実にそっくりなのです。「似て異なる」とはまさにうってつけの表現です。
いかにして私たちは「仕事をする気を失う」のか
これはマンガです。だから夫である「ミサワさん」の「幻影」も「実体」も同じ絵です。が、私たちの世界ではこういうイリュージョンを「ほんとうに見たような気になってしまう」のです。
イリュージョンは、じつによくできています。これからこのタスクをすると疲れるだろうと、ほんとうに信じてしまいます。でもそれは未来に起こるであろうことの予測です。だから現実とどれほど似ていても「似て異なる」のです。
予測というとよく「でもそうなる確率は極めて高いのです」と注意されます。ここで問題にしているのは「現実」なのか「非現実」なのかであって「確率」の話ではありません。どんなに蓋然性が高く感じられてもそれが現実でないというのは動かせません。
上のコマをもういちど見てみましょう。
作者のあらいぴろよさんは最初の段階から
「熱があるのに心配するどころかイライラするってどういうことですか?」
と夫に言わせてしまっています。
そういうふうに言われる確率が高いという話と、これは明らかに違います。そう言われるという「現実」を見てしまったのです。じっさいにはそうは言われていないし、最後まで言われないにもかかわらずです。
このようにして私たちは「仕事をする気を失う」のです。
事実とは異なる「現実」を「見てしまう」ことでやる気を一切がっさい失ってしまうのです。
▼編集後記:
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この動画では私が「仕事をする気を失」わずに、どのように仕事に取り組んでいるかをリアルタイムにご覧いただけます。
サンプル動画もありますので、ぜひ覗いてみてください!
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